愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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インフル、流行ってきてますねー!!
来週末は戦煌なので何とか移らないようにしたいです・・・(汗)
気を付けよう!
ログは92個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集(92)】
①戦国・死ネタ
何度も鞍替えを持ち掛けられた。
上杉にも徳川にも。
しかし己の行く道はあの人の元だけと断り続けた。
「あいつはお前の生きる理由だったんだな」
そんな言葉を嘲笑う。
生きている理由なんて、そんな。
「面倒なものじゃない。あの人が俺の全てと言うだけさ」
告げれば相手は諦めた様にそうかとだけ頷いた。
ならばもう止めはしないさ・・・
"生きる理由だったのだな"と過去形の時点で、幸村はもう・・・
【お題:生きている理由なんて、そんな】
②戦国
次男の世話役に忍がついた。
侍女が厭っての事らしいが鬼子の童に相応しいと皆笑った。
ついているのは忍と言っても子忍だ。
疎まれ者同士思い知らせてやれと石を投げようとした所瞬間頬を掠めた刃。
子供を腕に抱き殺気を投げる様は手負いの子を護る獣の如く。
男は血と冷や汗を流しただその身を竦ませた。
【お題:獣と蔑まれた王子】
③戦国
関ヶ原で負け多くの武田の将が討死し、なのに責を負うべき己は生かされた。
もう他を巻き込むまいと九度山を降りる際に全てを置いて行くと決めたが、今まで有難う世話になったと別れの口上の最後の一言がどうしても言えない。
半身を抉られる痛みに喉を詰まらせ俯き呻くとお馬鹿さんと優しい声が笑った。
「泣くぐらいなら言いなさんなって」
「泣いてはおらぬ・・・」
「はいはい、今にも泣きそうですけどね~」
そも己が影を他と切り捨てようなんて無理な話で。
佐助以外の影達もない後からわっと飛び出してくる。
【お題:さよならの一言が言えない】
④不明
佐助の主は雨が嫌いだ。
理由は単純で外で鍛練が出来ないから。
一方佐助は雨が好きだ。
その理由は。
「佐助ぇ暇だ~」
鍛練が出来ない主が手持ち無沙汰にやって来るから。
作業をする己の背に寄り掛かり呟く。
そんな何気無い時間が愛しいからとは幸村には言えないなと佐助は振り返らぬ事で緩む頬を隠した。
【お題:あいにくの雨】
⑤不明
幸村は雨が嫌いだったが最近はそうでもない。
鍛練が出来ぬのはつまらぬが暇だと手持ち無沙汰な振りで佐助の元へ行けるから。
今日は晴れたので寒いから寒がりな佐助が辛かろうと言うつもりだがさて夏はどうするか。
「暑いから体温の低いお前で涼みに来ただな」
告げた佐助の顔を思い浮かべ幸村は笑った。
そんな見栄すいた・・・いえ、理由など何でもいいのです・・・
昨日の140字の続き的な。
【お題:寒さを言い訳にして】
⑥戦国
昔は何をするにも何処に行くにも佐助を連れ立った幸村だが最近では佐助の目を掻い潜ってまで彼の男との戦いを求め駆けて行く。
親離れだと周囲の声に一抹の寂しさを感じていたが。
「お前の元に帰らねばと思うと不思議と力が漲るのだ」
帰還した彼の笑顔は昔のままで佐助は苦笑しボロボロの主を出迎えた。
「でも俺様の制止を振り切ったお仕置きはします」
「ひゅはにゅ~ひゃふふぇ~」
帰ってきたらほっぺ引っ張りの刑。
そして此処から皇幸村アニメ√に繋がったりとか。
【お題:大人になってしまった】
⑦戦国
戦で与えられる特別恩賞を幸村はいつも返上する。
理由を聞くと昔一生分の物を賜ったからとの事で。
「何それ俺様知らないんだけど」
「まぁ、お前の事だからな」
昔昌幸が身罷り忍隊を信玄の元へと話が出た際、今後何も要らないからと主に頼み込んだと言う。
突然知らされた真相に佐助は赤面し頭を抱えた。
弁丸付きだけど雇用主は昌幸→昌幸死亡で一時的に忍隊を信玄預かりに→「佐助がお館様付きに!?」→「佐助が武田に!」→「嫌だ!」→「特別恩賞で佐助ください!」
大体こんな流れ。
【お題:他には何もいらない】
佐助は元々真田の忍だし預かりの話も幸村が城主として落ち着くまでの一時的なもののつもりだったからお館様は特別恩賞を幸村にあげたいんだけど、頑固な幸村は毎回「昔頂きました故」って返上しちゃうのでいつも適当な理由をつけて違う名目で槍とか着物とかをあげてるお館様。
⑧現代
真田家は次男の成長の記録に余念が無い。
節目の行事は勿論、初めてのお使いもテレビ並の設備と人員で無事終えた。
次は留守番だと家中にカメラを仕掛けたが。
「…佐助」
画面から聞こえる切な気な声。
繰り返し名を呼ばれ母心を揺さぶられた男の捕り者騒ぎに弁丸が気付き初めての留守番は失敗に終わった。
【お題:好きな人の名前を恋しそうに呼ぶ佐幸】
初めての留守番は失敗に終わり佐助さんは父兄信玄に名前を呼ばれてずるいと殴られたしこの後弁丸様が佐助さんに抱き付いて離れなかったので周囲の嫉妬は暫く続いたけど、佐助さんは繰り返し恋しそうに己を呼ぶ弁丸様の映像を手に入れた上に暫く雛の如く離れない弁丸様に酷く満足気だったとか。因みに弁丸様初めてのお使い時の人員は父兄佐助信玄武田道場門下生に謙信様とかすがちゃんもいた。
⑨戦国
ある夜佐助は部下の怪談話に強制参加させられた。
阿呆らしいと思いつつ妙な迫力に大人しく従うと。
「最近夜半に幸村様の部屋から啜り泣きが聞こえるんです。か細い声で長の名が聞こえる事も…」
それは決まって佐助が不寝番の時と言う。
何か知らぬかと全員から凄みをかけられ佐助は乾いた笑いを零した。
「啜り泣きの話は実際女中さん達が噂してたんですよ!もしこれが幸村様の耳にでも入ったら・・・!」
「はい、すみません・・・」
【お題:怖い話しようよ】
⑩現代・パロ
昔の佐助は他人に無関心で彼女が話している時も携帯を弄り話を聞いていなかった。
慶次が咎めてもどうせ大した話してないでしょと。
そんな彼が。
「それでお館様がな!」
繰り返される同じ話に逐一頷き幸せそうに。
「だって楽しそうな旦那が可愛いから」
人間変わるものだと慶次は微笑ましく二人を眺めた。
こっそり「仔猫のワルツ」の二人。慶ちゃんの家は喫茶店。
【お題:相手が話しているのを頬杖をついて幸せそうに聞いている佐幸】
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プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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