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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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シブにもログを上げているのですが、めちゃめちゃ嬉しいタグを付けて頂きにまにましている気持ち悪い輩です。
でもやっぱり直接でも間接でも声を頂けるとやる気が出ますね!
 
 
 
そんな調子に乗ったログは38個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。





・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㊳】









①戦国

幸村は馬鹿力で、力だけであれば佐助よりも遥かに勝る。
しかしその彼が軽く肩を押しただけで後ろに倒れ簡単に背を褥に付ける。
己の胸を押し返す手は常からは考えられない程に力無く。
その理由は期待か、怯えか。
何れにせよ愛しいものだと佐助は弱々しい手を取り指先に口付けるとその身に覆い被さった。



【お題:押し倒す】










②戦国・死ネタ
 
幸村が死んだ。
戦の最中、佐助の知らぬ所での事だった。
その場を見ていない為ちっとも実感が沸かず、取り返した首を抱きぼんやりと過ごす日々。
けれど。
無意識にいつも見張りをした木に登り、静かな庭、伽藍堂の部屋を見たら。
もうそこに彼はいないのだと。
襲う喪失感に、佐助はその場を動けず泣いた。



この世の何処にも貴方がもういないだなんて…
【お題:嘘だと言ってよ】











③戦国

幸村はいつか佐助が離れていくのではと不安らしい。
確かに忍は金次第でいつ裏切るか分からないと言えばそうではなく。
あやつは顔もいいし器用で何でも出来るしおなごも放っておきませぬと真顔で。
「お前なぁ…」
何だのろけかと馬鹿馬鹿しくなった政宗は外で盗み聞き悶え転がる男を呼ぶべく声を荒げた。



「おい猿!この馬鹿にお前の執着っぷりをよく言い聞かせとけ!バカップルののろけに俺を付き合わせるな!」

【お題:「お前なぁ……」】










④戦国
 
幸村は佐助を信用し過ぎる。
忍相手に平気で急所を晒すので、警告の意味で一度物陰に押し倒し首を絞めても咳き込みながらも彼は抵抗しないので。
殺されてもいいのかと怒鳴れば彼はあっけらかんと。
「自分で自分の首を絞めても死には到れまい」
幸村にとって己の位置付けを思い知り佐助はその場に蹲った。


 【お題:ふざけて 首を絞める】











⑤パラレル
 
女と寝るのは只の処理と言い切る佐助が何やら恋をしたらしい。
是非その相手を見たいと慶次は佐助に頼んだが彼は断るの一点張り。
「会わせてくれなきゃこれまでの女関係ばらしちゃうぞ~」
なのでそう奥の手を使えば途端に苦虫を噛み潰した顔をする彼に人をこんなにも変える恋っていいなと慶次は笑った。



こっそり「仔猫のワルツ」設定で慶ちゃんは(叔父叔母経営の)喫茶店かバーの店員(長?)さん。
【お題:にやにや】










⑥現代・転生
 
人並み以上の容姿の癖に己に全く頓着しない。
そんな幸村を飾るのは昔から佐助の役目であった。
髪紐、根付け、着物に羽織。
果ては六文銭まで。
見目のいい主を飾るのは非常に楽しくもあったけれど。
「流石にこれはちょっと照れるな」
箱に収まったキラリ光る銀色の輪を見て佐助は視線を逸らし頬を掻いた。



プロポーズ直前の佐助さん。
【お題:照れながら アクセサリーをつけてやる】










⑦現代
 
幸村が苦手な英語で一番となった。
皆は凄いと称賛したが幸村は複雑気。
其れも其の筈、前回赤点ギリギリだった幸村は佐助に教えを請うたのだがその勉強法が。
「一問間違える毎に破廉恥な悪戯するから」
背水の陣。
嫌なら死ぬ気で頑張ってと。
此れ迄の苦労と佐助のニヤけ顔に素直に喜べない幸村であった。



あさぎ先生の以前のイラストに萌え~た結果。
【お題:誉められると嬉しいのですが、素直には喜べません】











⑧不明
 
桜が咲き花見だ何だと皆が浮かれる季節。
しかし佐助は一人項垂れ大きな溜め息を吐いていた。
どうしたのかと聞いてみると何やら春が嫌いとの事。
余程の理由があるのかと詳しく話を聞いてみると。
「だって寒くなかったら旦那の寝床に潜り込む理由が…」
余りの馬鹿馬鹿しさに返す言葉も見つからなかった。



モブさんから見た佐幸。
【お題:寒さを言い訳にして』です】











⑨戦国

金になるなら人をも奪って売るのが盗賊。
ある日部下が高く売れそうな上玉を捕まえたと言うので見てみれば、成程男だが酷く綺麗な顔をしていた。
売るより自分で欲しくなり手を伸ばすと。
「その人をご所望とはお目が高い」
けどねと首筋に冷たい感触。
触れるだけで命と引き換えとはと後悔しても遅かった。



盗賊団を捕らえる為に周り(主に佐助さん)の制止を振り切り囮役してた幸村さん。
【お題:「私は高いわよ?」】











⑩現代

幸村にとうとう反抗期が来たと佐助が落ち込んでいた。
何やら髪を染めようかと言い始めたらしい。
それだけで反抗期かとか、そもそもお前は幸村の親じゃねぇだろとか言いたい事は山程あれど。
その幸村の言う髪の色が金色な時点でそれは反抗期ではなく幼い嫉妬だと早く気付いてやれと元親は佐助を促した。



【お題:嫉妬心】





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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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