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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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春コミが徐々に近づいてきてますね!
今回知人当てにと久しぶりにコピ本作ってるのですが、久しぶり過ぎて色々忘れてて困ります。
あと今のパソはフォトショ入ってないのも痛い・・・

  

ログは34個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。





・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㉞】


 






①戦国

過ぎた戦乱に主が空虚を感じているのは知っていた。
太平の世を望んだのは本心だがそこに己の居場所を見付けられず、憂う己は真の鬼やも知れぬと儚く笑んだのを最後に幸村は忽然と姿を消した。
だが幸村は忘れている。
彼が鬼ならばその影とて鬼なのだ。
佐助は残された六文銭を手に後を追って影に沈んだ。



鬼でも何でも構わないから、ただ貴方の傍に・・・
お題:今が、幸せでないというわけではないのに】










②戦国

幸村が戦で怪我をした。
武田内に裏切者がおり背中から切り付けられたのだ。
「だから味方でも気は抜くなっていつも言ってるのに」
両手足を苦無で床に打ち付け同じ様に切った背の傷を踏み佐助は溜め息を吐く。
汚い悲鳴を丸ごと無視してどうしたら直してくれると思う?と佐助は暢気に裏切者に問い掛けた。



やっぱり俺様が傍にいないとダメかねぇ?
【お題:乱暴に 踏む】










③戦国

突然長に呼び出され他言するなと前置きされた。
副長にも言ってはならぬと厳命されすわ幹部の裏切りかと息を飲んだが、長の口から出た言葉は。
「こないだ大将がさ…」
秘密の恋人への単なる惚気。
尊敬する長の色惚けな姿も敬愛する主の閨での様子も聞きたくないから勘弁してくれと忍は密かに涙を流した。



Q:何故副長や幹部には内密なんですか?
A:主大好きなあいつらに聞かれたら俺様ぶっ飛ばされるに決まってるじゃん!
【お題:喋っちゃだめだよ】










④戦国

戦の後、己の無事を安堵する主。
忍の命など惜しんではならぬと何度言っても聞きやしない。
「忍は戦では死なねぇよ、旦那」
死ぬのは信用を失った時だと、一度言ってみたかった言葉を口にしてみたのだが。
「お前はこの幸村の影。お前が死ぬのは俺が死んだ時であろう?」
当然の顔で返され佐助は撃沈した。



「折角決まったと思ったのに!旦那格好良すぎでしょ!馬鹿!好き!」
「な、何なのだ!(汗)」

佐助さんは真田丸を見たようです。
お題:一回、言ってみたかったんだ】










⑤不明
 
佐助が感情を出すのは珍しい。
だからつい調子に乗ってしまった。
「佐助、悋気か?そうであろう!」
政宗と会った帰りに口を聞いてくれなくなった彼。
もしやと思いそう迫ったら。
「ああそうですよ!」
この焼きもち鎮めてよねと押し倒され腰を押し付けられ幸村は己が藪を突いた事に気付き真っ赤になった。



【お題:もしかして、妬いてる?】











⑥現代・転生

昔の佐助は忍故に寝姿を晒す事はしなかった。
今も性格からか寝坊する事は殆ど無いが、極稀に幸村よりも遅い日がある。
それは共寝した翌朝だ。
遅くまで起きていた上に後始末もしているからか翌日は大抵幸村の方が朝は早い。
嬉しい反面照れ臭さが勝る幸村は照れ隠しに早う起きぬかと佐助を叩き起こした。



その後は毎度ベッドでいちゃいちゃ佐幸。
【お題:恥ずかしそうに 叩き起こす】










⑦現代・転生

人を寄せ付けない冷たい雰囲気と、裏腹に寂し気な瞳。
初めて見た時から無性に気になり。
一目惚れ、だと思う。
知り合ってみれば妙に馴れ馴れしいし世話焼きだしでイメージは激変したが、それはそれで可愛いやら特別扱いが嬉しいやら。
恋は盲目とはこう言う事かと幸村は甘える様に抱き付く男に苦笑した。



うすらぼんやりと転生の二人。佐助さんは記憶有り。
【お題:ひとめぼれ】










⑧戦国

佐助と幸村に二人は仲がいいねと言うと普通だと返される。
しかし。
「旦那…また薬飲んでないだろ」
「お前の薬は苦いのだ!」
幸村が戦で怪我をしたと言うので見舞いにきた先で見た光景。
逃げる幸村を押さえ込み問答無用と口付けで薬を流し込む。
「む~ッ」
人目も憚らぬそれに慶次はそっと目を逸らした。
 

慶次「普通!?これ普通!?」
忍1「普通です(真田では)」
忍2「普通です(あの二人では)」

【お題:公衆の面前で 口移し】










⑨戦国
 
何をしても幸村は佐助を優しいと言う。
一体何処まで許されるのかと佐助は幸村が一番苦手な閨事で試してみた。
焦らしてイかせず卑猥な格好で言葉を言わせて。
泣いても許さずぐずぐずに溶かした。
しかしぐったりと横たわる幸村に佐助が御免ねと額に口付けると、佐助は優しいなと幸村はふにゃりと笑った。



佐「なにあの子もう本当に心配なんだけど!あんなに騙され易くてどうするの!?」
才「お前が言うな」

【お題:意地悪】










⑩戦国
 
謀略、拷問、暗殺。
忍のそう言う暗い面を佐助は幸村に見せてくれない。
今も捕らえた忍を訊問すると言うので同席を願えばあんたは見るなと断られた。
「俺はそんなに主として頼りないか」
言うと佐助はそうじゃないと首を振り。
「これは俺様の我儘だ」
頭を抱かれ閉ざされた視界に幸村は黙って目を閉じた。



【お題:強引に 目隠し】
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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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