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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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春コミが近づいてきてwktkしてます!!
春コミは戦煌もあるので参加者様も多そう!!
佐幸本いっぱいあるといいな!!
 
 
 


・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㉝】




①戦国

幸村が突然髪を切ると言い出した。
売れば金になると聞いたらしい。
日々の食扶ちにも困る蟄居生活はやはり辛いのかと思ったら。
「これでお前達の働きに少しは報いよう」
勿論まだ足りぬがと。
普段は給金の話など気にも止めなかったのに。
何でこんな時ばかりと佐助は向けられた背に思わず歯を食い縛った。



幸村伝で後ろ髪の有無が話題になった時に語ってたネタ。
【お題:(そんな不意打ち、ずるくないですか)】










②戦国

幸村に告白した。
一生言う積りのなかった想いを強引に引き出され、剰え。
「気付かぬと思うたか」
俺とてずっとお前を見ていたのだと受け入れられ更に戸惑う。
さあと両手を広げる彼を本当に己などが手に入れていいのか。
「佐助」
躊躇いはその一言で全て拭われ佐助はおずおずと幸村を腕の中に閉じ込めた。



抱き締めた身体は温かかった。

告白したと言うか告白させられた佐助さん。
【お題:戸惑いながら ハグ】










③戦国・死ネタ

廃寺で撃たれた今際の際。
幸村は最期の願いだと佐助に告げた。
「お前は生きて、幸せに…」
言うから違うでしょと窘める。
最期なのだから本当の望みを言ってみろと。
すると幸村はくしゃりと顔を歪めて。
「共に地獄に堕ちてくれ」
酷い主ですまぬと泣くからそれこそが己の幸せなのだと佐助は笑って頷いた。



そうして主を抱いたまま佐助は静かに毒を煽った。
お題:幸せになって、なんて嘘だよ】










④不明
 
行為の最中、佐助はよく聞いてくる。
気持ちいいかと、とても余裕気に。
こちらはもう与えられる感覚でいっぱいいっぱいだと言うのに。
素直に答えるのは少し癪で、しかし嘘はつけない幸村は。
「…っ、おかしくなりそうだっ」
拗ねた様に告げて顔を背ければ、それはこれ以上ない誉め言葉だと佐助は笑った。



「誉めておらぬわ!」
「えぇ~?」

可愛い旦那にデレデレ佐助さん。
【お題:おかしくなりそう】











⑤現代・転生

帰りの電車で見かける男。
夕暮れの車内で同じ茜色の髪が綺麗だなと思ったのが最初。
以来常に何かを探す様に外を眺める寂しげな顔が気になり遠くから見つめていた。
次第に憔悴しある日静かに涙を流す様にとうとうハンカチを差し出し声をかけると、男は目を見開きやっと見つけたと己を抱いて泣き始めた。



【お題:やっと見つけた】



この後急に雰囲気が変わって生き生きした佐助さんが朝の電車も一緒になって声かけてくる様になって帰りは校門まで迎えにきて下手したら転校してきて引っ越しまでしてきて、振り回される旦那はこんな男だったのかって意外に思うんだけどあんな空虚な顔よりは余程いいなって何か無性に嬉しくなったり。










⑥不明

佐助が小難し気な書物を広げていた。
医学に生物に果ては料理の本まで。
てんでばらばらな内容に何を調べているのかと思ったら幸村の体調に関わる事らしい。
「いや、旦那の涙って甘いから絶対何かの病気だと思って」
血液か代謝を本気で心配する佐助に色ボケここに際まれりと周囲は揃って溜め息を吐いた。
 


頭脳明晰の筈の男がこと恋人の事に関してはここまで阿呆になろうとは。
お題:君の涙の味】










⑦戦国

初めは必要に駆られてだった。
幸村の腕を掠めた苦無は毒が塗られており、それを吸い出す為に傷口を舐めた。
しかし幸村が余りにもいい反応をするから。
以来苦無を見るだけで真っ赤になって狼狽えて。
これで少しは警戒する様になるかもと言い訳して佐助は今日も怪我を負った幸村をにんまりと見下ろした。



「長、楽しんでるな」
「平時の傷は舐める必要ないしな」
「まぁ幸村様も望んでる所あるし」
「前に怪我して長がいなかったら残念そうでした」

このバカップルが!
【お題:いたずらに 舐めとる】











⑧戦国

褥でくたりと横たわり荒い息を吐く主。
腹の上には散った子種。
己と交わり極め吐き出されたものだ。
本当ならば女の温かな内に注ぎ新たな命を繋いだであろうに。
僅かな罪悪感が胸を過るが今更手放せるものではない。
佐助も、そして幸村も。
故にせめてもの罪滅ぼしと佐助は身を屈め腹のそれを舐め取った。
 


シリアスな振りして「き、汚いから止めよ!」「今更でしょ。今までも何度も飲んで…」「言うな!///」ないちゃいちゃ佐幸。
【お題:拭えない罪悪感】










⑨不明

佐助は幸村に手を出してこない。
6つも離れた子供などその気にならないのか。
歯痒く思い理由を聞くと手を出したら後に引けないからと分からぬ答え。
「旦那は若いからいいけど俺様いい年にしてあんたに捨てられたらどうしたらいい!?」
生きていけないと豪語され幸村は己の不安が杞憂であったと知った。



「逃げようとしたら監禁とかするかも知れないよ!?それでもいいの!?」
「くどいぞ、佐助!」

【お題:女々しい思考回路に言い訳を】











⑩不明
 
相手の優位に立つにはマウントを取るべし。
話し合いには些かずれた考えだが幸村は真剣だ。
佐助が幸村の心変わりを疑い手を出さないと知ったのがつい先程。
馬乗りになり自分の想いをどう思い知らせてやろうかと幸村は思案する。
執着が己ばかりと思うなと、幸村は実力行使とばかりにその唇に噛みついた。



⑨の続き。 こっから前にツイッタで呟いた慣れない騎乗位おせっせに発展するといい。
【お題:真剣に 馬乗り】


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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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