忍者ブログ
愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
[167]  [165]  [166]  [164]  [163]  [162]  [161]  [159]  [157]  [160]  [158
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


春コミお疲れ様でしたー!!
佐幸本いっぱいゲット出来てほくほくでしたvv



ログは36個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。





・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㊱】










①不明

幸村が見合いをする事になった。
先方に会うだけでもいいからと泣き付かれどうにも断れなかったらしい。
しかし終わっててみればやはり断ったと幸村は言う。
「好きでもない者と一緒になっても幸せにはなれまい」
互いにと言う彼に、かと言って自分達が幸せになれる事もない現実に佐助はそっと天を仰いだ。



この後ごめんねと謝ったら「俺はお前といれば幸せだぞ?」何を謝っているのだ?って不思議そうに言われて赤面する佐助さん。
お題:君とは、幸せになれないから】










②現代・転生

卒業式と言えば第二ボタン。
人気者の佐助は多くの女子に群がられ唯一のそれをせがまれていた。
そんな中一人の女子が分け入って。
「佐助っ…先輩!私にくれるって言ったのに酷いでござ…です!」
突然の抜け駆けに上がる悲鳴。
佐助は胸元で舌を出した少女が幼馴染みの少年と気付き驚きに思わず絶句した。



「旦那何その格好!?超似合う…じゃなくて誰にやられたの!俺様以外に触らせたの!?女装してくれるなら俺様がプロデュースしたかっ…」
「もう黙れ」

【お題:ふざけて 腕に抱きつく】

女子に囲まれてへらへらしてる佐助さんに幸村が拗ねてたら十勇士達が(自分等の日頃の鬱憤晴らしも兼ねて)一泡吹かせてやろうって結託してやりました。女子等が散った後は「大~成~功~♪」って幸村とハイタッチ!










③現代

佐助は幸村に甘いと慶次が吠えた。
指差したのはパンケーキと手作りのジャム。
幸村が所望したからと昨夜手作りしたらしい。
その優しさを自分にも分けろと言うのが本音らしいが佐助が幸村を甘やかすのは目的がある。
甘く煮詰めたジャムは保存食。
食べ頃を待ちわびて佐助は今日も幸村を甘やかすのだった。



「だからあんたを甘やかす道理はないよ(キッパリ)」
その言葉と一緒にパンケーキは幸村のお腹に全て収まりました。
【お題:砂糖を煮詰めた甘さの君】











④現代

佐助は冷え性なのに頑なに手袋をつけようとしない。
確かに厚い生地は纏えば動かし難くはなるけれど。
「それでこの様に悴ませていては意味がないではないか」
叱ってその指先を握る幸村は、その光景を佐助がいつも嬉しそうに見つめている事も、それこそが佐助が手袋を着けない理由だとも気付かずにいた。
 


「旦那は温かいねぇ…」

その内手だけじゃ足りなくて抱き締めます。
【お題:冷えきった指先】










⑤不明
 
慶次が恋の話を幸村に投げ掛けた所、破廉恥の叫びと共に殴られた。
直ぐに手が出る幸村相手は恋仲のあんたも大変だろうと腫れた頬に濡らした手拭いを渡してくれた佐助に問い掛けると。
「それを捩じ伏せるのが堪らないんじゃない」
ニヤリと浮かべた獣の笑みに大変なのは幸村の方かと慶次は考えを改めた。



「旦那も強引にされるの結構嫌いじゃないみたいだしね~」
「ははは破廉恥ぃぃいぃい!!」

【お題:強引に ねじ伏せる】










⑥戦国
 
この関係は何だろう。
情人と言うには色気がない。
否、する事はしているが普段の幸村の態度がそう見せない。
主従と言うには距離が近い。
では何だと考えていると幸村が。
「お前は俺の影であろう?」
光と影。
正反対だが表裏一体で離れられない。
それを関係と言うかは不明だが確かにと佐助は納得した。



お題:この関係に名前を付けるとするならば】










⑦戦国

佐助以外の前では幸村は寝相がいいらしいのでこれは佐助しか知らぬ事。
幸村は上掛けを抱いて寝る癖があるとか寝言は信玄より佐助の名が多いとか。
幸村に伝えたらどんな反応を示すか気になるが、勿体ないので今暫く己だけの秘密にしておこうと佐助は今夜も己の名を呼ぶ幸村の寝姿を目を細めて見守った。



「共寝の時は上掛けじゃなくて俺様に抱きついてくるのも可愛くて言いふらしたいけど勿体無い気もするこのもどかしさ!」

【お題:僕しか知らない君の秘密】


 そして以前の「喋っちゃだめだよ」に続く。










⑧戦国

忍とは忍ぶもの。
所構わず名前を呼ぶなとは幼い頃から言われ続けてきた言葉であった。
しかし最近では、閨で忘我の淵が恐ろしく縋る様に名を呼ぶと。
「そんな声で呼ばないでよ」
苦笑混じりの明らかに本音ではない言葉。
呼ばねば不機嫌そうに激しくされる。
勝手な男だと幸村は腹いせに肩口に噛み付いた。



【お題:そんな声で呼ばないで】









⑨現代・獣パロ

某は虎である。
皆は某を猫ちゃん等と呼ぶが全く失礼な話で。
そんな中佐助だけは某を旦那と呼び敬意を表する見所のある男である。
しかしそんな男にも一つどうしようもない所が。
とんでもない浮気性なのだ。
頻繁に知らぬ雌の匂いをつけてくる奴に某は今日も仕置きを兼ねて自分の匂いをつけ直してやった。


 
「ああっ、旦那、スーツ!スーツは止めて…っ、あだだっ!何で咬むの!?ほんと女と会ってきた日は機嫌悪いなぁ…お仕事だってば!」

【お題:浮気性】

同じ仕事の飲み会後でも上司のお館様と会ってきた日は機嫌がいい虎猫旦那。










⑩現代・転生
 
佐助は幸村に何もさせようとしない。
流石にそれはどうだと慶次が忠告した所があっさり態とだと返された。
「幸村、あんたがいなけりゃ何も出来なくなっちゃうよ?」
「寧ろ望む所だよ」
食事も日常生活もセックスも自分無しじゃいられなくなればいいと呟く佐助に慶次は過去とは違う彼の闇を見た気がした。



主従と言う関係がなくなり執着が違う方面に悪化した現代の佐助さん。
【お題:僕以外に、満足しないように】





 
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
P R
忍者ブログ [PR]
Template designed by YURI