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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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怖い絵展、行ってきました!
雨の平日なのに結構混んでました!
でも楽しかった!!

 
 

 
ログは85個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(85)】







①現代・転生

大切で仕方なかった前世の主。
その記憶は尊いものだが現世で思いを交わした今少々障りが出てきている。
彼を組み敷く度に覚える罪悪感。
彼はもう主ではないと言い聞かせながらもやはり手を出せずにいる佐助は、主従関係なく真田幸村の存在が尊いが故に手を出せない己の心理を未だ理解出来ていなかった。



【お題:記憶が邪魔をする】










②戦国

佐助の特別恩賞に主の膝枕と言うものがある。
それは幸村とのんびり過ごす所謂休暇の様なものだった。
二人が付き合い始める迄は。
二人が恋仲となると、背筋を伸ばしたまま真っ赤に固まる幸村と顔を背け赤い顔を隠しながらやはり身動きが取れぬ佐助。
あれは何かの拷問かと通り掛かった忍は首を傾げた。



付き合いたて佐幸シリーズ。

【お題:膝枕をして照れている佐幸】











③戦国

特別恩賞の佐助への膝枕。
以前は二人で笑い語らった時間が今は佐助が他所を向いて目も合わせてくれない。
恋仲となった筈が逆に開いた距離を切なく思っていたら気付いた逸らす佐助の顔の耳の赤さ。
それを見たら無性に嬉しく、幸村は己の耳も熱を持つのを感じながら赤い耳にかかる茜の髪に手を伸ばした。



の続き。

【お題:嬉しくて赤くなった耳を隠してる佐幸】


この後勇気を出して幸村が佐助さんの髪に触れた所、瞬間に飛び起きた佐助さんと真っ赤な顔を付き合わせる羽目になる。

佐「だからそんな盛大に照れないでってば・・・!」
幸「お前とて顔が赤いではないか!」










④戦国

昔佐助や忍達にお帰りと言うと彼らはとても嬉し気だった。
当時の己はその理由が解らずいたが、上田や真田の家と言う寄る辺を失くした今は分かる。
「あ、旦那お帰り」
そう言って向けられる笑顔を見る度此所にいて良いのだと安堵する気持ち。
無性に泣きたい気持ちを堪え幸村も笑顔で答えた。ただいまと。



例え其処が見知らぬ他国の地でも、お帰りと言って迎えてくれる貴方がいる。その場所が私の還る場所・・・

お題:居場所】










⑤戦国

唯一守りたいと思った人だった。
誰からも、己からも。
なのに間違えて触れてしまった。
彼を汚した後悔に例え幸村が許すと言っても頭は上げぬ、いっそこのまま首を落とされるまでと佐助は決意を固めたが。
「間違えた…だと?誰と間違えたのだ!」
幸村の思わぬ勘違いに佐助は弁明の為慌てて決意を覆した。



「俺以外に欲する者がいると言うのか!誰だ!かすが殿か!?」
「いやいや、欲しいと思ったのは旦那だけです!」
「なら間違ってはおらぬではないではないか!紛らわしい事を申すな!」
「いや、あの…はい」

【お題:間違えて触れてしまった】











⑥不明
 
幸村は口が達者な方では無いが今程それを口惜しく思った事はない。
初めて共にした褥で顔を顰める度ごめんと繰り返す佐助。
どうしたら伝わるのか。
痛みもあれどそれ以上の愛しさが胸を満たすこの幸福を。
言葉では伝えきれぬと幸村が腕を伸ばし口付けると、漸く伝わったのか佐助が幸せそうに微笑んだ。



好きだ。その一言で伝わるのだと、気付くのはもう暫く後の事。

お題:こんなとき、言葉は無力だ】










⑦戦国

佐助が討たれたと報告を受けた。
しかし嘆く暇もなく己は采配を振るわねばならず。
大将はどんな時も不安げな顔を見せるな戦場では笑顔でいろと忍の教えを胸に槍を振るえば皆には変わらぬ戦ぶりと誉められたが。
「下っ手な作り笑い!」
こりゃ俺様まだ死ねないわと頭上からの声に幸村の笑顔は益々崩れた。



「ちょとぉ、戦場で泣かないでよ?」
「泣かぬわ、馬鹿者!」

【お題:うまく笑えてないのは自覚してる】











⑧戦国

戦で高揚の余り理性を欠く話はよく聞くがあれもその一種だろうかと才蔵は叫び合う主従を見下ろす。
「よ!真田幸村日の本一の総大将!」
「何の猿飛佐助!日の本一の忍頭!」
戦が終われば冷静になり頭を抱える癖に。
「何なのあの誉め殺し!」
あぁでも恥ずかしがるのは誉められた事だけかと才蔵は呆れた。



才「つまり、誉めた言葉は常日頃思っている本音であると」
佐「え?当たり前じゃん」
小「ま、まぁ、乱取りする軍より平和で良いじゃないですか!」

他の武田兵達もあの二人のやり取りを見てるとほのぼのしくて高揚が収まり結果乱取りする兵はいないと言う。

【お題:相手の褒め言葉で顔を真っ赤にしている佐幸】










⑨戦国

城攻めで最後の仕上げに火を放ちに行った隙に幸村が消えた。
才蔵曰くお前を探しに行ったと。
必死に探し漸く聞こえた幸村の声は頭上から。
見れば彼は天守に居り佐助を見るや飛び降りる。
「何処におったのだ!探したではないか!心配したぞ!」
腕の中で捲し立てる幸村に全て此方の台詞だと佐助は叫んだ。



佐助「才蔵も止めろよ!」
才蔵「無理だな。お前が目を離したのが悪い」
幸村「そうだ!佐助が悪い!」
佐助「あんたは黙らっしゃい!」

【お題:こっちの台詞です】










⑩戦国
 
佐助と褥を共にしたが幸村は必死でその時の記憶が全くなかった。
元より記憶力は良い方ではないのでそんなものかと鍛練に勤しんでいたが。
「旦那、汗はちゃんと拭きなよ」
佐助が手を伸ばした瞬間蘇る記憶。
触れた手の大きさ、熱さに皮膚の固さまで。
幸村は己の記憶力に感心しつつ真っ赤になって蹲った。



幸村と褥を共にした。
しかし幸村はその時の事を覚えていない様で変わらぬ態度に拍子抜けした。
此方は汗ばむ肌の感触まで鮮明に覚えていると言うのに。
しかし彼の性格を思えばこの方が良いかもしれぬ。
思い鍛練後の幸村に手を伸ばすと途端に真っ赤になる幸村に佐助は苦笑しながらも嬉しさを感じていた。



【お題:まだ昨日の記憶が消えてない】





   
   
   
    
        
        
        
 
         
         
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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