愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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中秋の名月!
コンビニのお団子買って帰宅し食べて気付いたら寝てて、(天気も良くはなかったんですが)月など一切見ずに終わりました!
佐助さんがいたら旦那かよ、って突っ込み受けそうです!
ログは83個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集(83)】
①戦国・死ネタ
夜も闇も影も、一般的には恐れられるものであるが幸村にとりそれは幼い頃から傍に在り守り慈しむものだった。
失えば心を欠く程に。
「夜が訪れぬ故、眩しくて眠れぬのです」
幾日も眠らず何度今は夜だと告げてもただ眩しいと繰り返す彼に、あぁ彼の夜と闇は影と共に失われたのだと見守る男は臍を噛んだ。
【お題:夜が暗い理由】
②不明
幸村は佐助の二の腕を見ては羨ましいと唇を尖らせる。
幸村も綺麗に筋肉はついているが綺麗より凄いと彼は誉められたいらしい。
ならばと佐助は幸村を閨へと誘い。
「これから旦那の体いっぱい誉めてあげる」
最上級の誉め言葉、好きの言葉を添え触れた所を逐一誉めると以降幸村は体について口を閉ざした。
【お題:相手の褒め言葉で顔を真っ赤にしている佐幸】
佐助さんの体好き!でも羨ましい悔しい!って幸村が好きです。
③戦国
罪悪感は常にある。
主を組み敷くだけでも許されざる罪だと言うのに、唯一守りたいと願った綺麗な存在をこの身で貫き汚すなど。
けれど他でもない幸村自身が己を望み許すと言うから。
「佐助、佐…助…っ」
罪は拭わず黄泉まで全て抱えて行こうと、佐助は早くと伸ばされる手に誘われるままその身を寄せた。
【お題:拭えない罪悪感】
④戦国・死ネタ
死後川の畔で己の影と再会した幸村は漸く訪れた闇に抱かれ眠りについた。
安堵の反面、容易く眠らせた男が腹立たしくもあり二人が寝顔を見つめるやに下がった顔を思わず殴ると。
「三人が共にいるとは」
地獄とは随分いい所だと寝ぼけ眼で笑う幸村に左近と又兵衛は顔を見合わせ…佐助を各々一発殴った。
又「しょうがねえからこれで許してやりますよお!」
左「真田さんに感謝っすよ?いや、マジで!」
佐「何が!!」
【お題:寝ぼけまなこの君】
ツイッターで呟いてたネタ。
https://twitter.com/sayori_888/status/909907783830577152
あと①のネタとも続いてる感じで。
⑤不明
風呂上がり、幸村は髪を濡らしたまま佐助の元にやってくる。
さあ拭けと言わんばかりに背を向ける幸村。
他人に背と首を晒す事を嫌う彼のそれが己への特別な甘えと思えば悪い気はしないが面映さが同時に悔しくもある。
余りに無防備に晒される首にほんの少しの意趣返しを含め佐助は白い皮膚に歯を立てた。
「ななな何をする!///」
「ちょっと無防備が過ぎるんじゃない?」
「お前相手に警戒しても仕方あるまい」
「…だからさぁ…(深い溜め息)」
【お題:お風呂上がりの髪を拭いてあげてる佐幸】
⑥現代
普段は綺麗に片付けられた二人の家。
しかし幸村が数日不在にしただけで途端に酷い有り様となる。
転がる酒の空缶とこんもり積まれた煙草の吸い殻。
抱き付く体にも二つの匂いは染み付き正直な所臭いのだが、剥がれぬ体をどうやって風呂場へ連行するか、幸村は遠征帰りの重い体を引き摺り溜め息を吐いた。
多分一緒にお風呂で妥協案。
【お題:散らかった部屋】
⑦現代・転生
前世の記憶を持つ事は罪悪感しかなかった。
この世に生まれた新しい命を殺した様で。
故にこんな大人びた気味悪い子供は己の子では無いと母からの断罪も受け入れて来た。
しかし再会した一人の男があんたに会えて嬉しい生きててくれたと泣き縋るから、全て許された気がして幸村は初めて子供の様に泣いた。
誰を、何を、殺し壊そうとも・・・
【お題:新しい命を壊すとき】
⑧戦国
佐助が任務から戻ると弁丸がいなかった。
いつもはいの一番に駆けて来るのに。
事情を聞き探し回り漸く気配を感じたのは庭の外れの古い蔵。
自分に何も言わずこんな場所に籠り心配をかけて。
これは叱ってやらねばと扉を開くも。
「やっと見つけた…」
吐き出した声は優しい事に忍本人は気付いていなかった。
【お題:やっと見つけた】
⑨戦国
幸村は佐助に抱き付くのが好きだ。
体温と鼓動を感じると安心し、佐助が怪我をした時はよくそうした。
それを佐助は童の様だと笑うが、ある戦で幸村が重症を負うと。
「…抱き締めてもいいですか?」
酷く情けない顔に苦笑して。
「抱いてくれ!」
手を広げれば言い回しに頭を抱えつつ佐助の腕が背に回った。
「その言い方はどうだろう!?」
「何だ・・・童扱いはお前が嫌がるかと思うて大人らしい言い回しをしたと言うのに・・・」
※抱き合ったまま
【お題:抱き締めても良いですか】
⑩戦国
初めて弁丸を見た時無邪気な笑顔に何の苦労もせず愛されて育ったんだろうなと佐助は思った。
しかし任務先で見た外国の花の話をしたら佐助に持ち帰れぬかと尋ね。
「その様な愛らしい花なら母上も受け取って下さるかと思うて…」
寂し気に笑う幼子の必死に母に愛されたいと願う姿に佐助の心は酷く疼いた。
後日、大友領での偵察の最中、城に咲くチューリップをどうにか持って帰れないかと頭を悩ませる忍が一人。
【お題:桃色のチューリップ(愛の芽生え)】
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プロフィール
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早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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