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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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最近パソコンが重くて困りものです。
そろそろ買い替え時か・・・
 
 
 
 

ログは128個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在

※何でも許せる方向け。





【140字集(128)】





①戦国(天狐の日1つ目)

幸村の佐助への信頼は凄まじく喉に刃を突き付けられても佐助は俺を裏切らないと断言する。
たかが忍に身に余る程のそれ。
嬉しくないと言えば嘘になるが。
「天狐仮面殿!手合わせをお願い致す!」
初対面時否定しなかっただけで信じ込まれた仮面を着けただけの友人の存在に佐助は色んな意味で涙を堪えた。



「あの人、あんな騙されやすくてどうするの!?」

10/5は天狐の日!
【お題:偽りの】










②戦国(天狐の日2つ目)

佐助がいなければ直ぐに騙され戦国の世を生き抜けぬと思われがちな幸村だが実際は真っ直ぐな瞳で本能的に嘘を暴く。
そんな彼が天狐仮面を見抜けぬ理由。
「佐助が彼が友人と否定しなかったぞ」
佐助が己を騙す筈ないと絶対的な信頼に別の意味で佐助がいなくなった時が心配だと才蔵は道場の二人を眺めた。



才蔵「責任持って最期までお仕えするんだな」
佐助「………はい」

【お題:嘘を暴く】










③戦国(天狐の日3つ目)

昔里の命であれば主も仲間も殺した佐助。
そんな目で見ないでよと笑う彼をかすがは心底気持ち悪いと思っていた。
そんな彼が今妙な仮面を着け主に天狐仮面殿などと呼ばれているとは。
「そんな目で見ないでかすがちゃん!」
妙な泣き真似も気持ち悪いが昔のそれよりは余程マシだとかすがは背を向け笑った。



天狐話3つめ。

お題:そんな目で見ないで】



佐助「確かに旦那の思い込みは凄いけど、そんな呆れた目で見なくても!」

呆れたのは気付かない真田に対しても勿論あるけどどちらかと言えばお前の変わりようになんだがと思いつつ言わないかすがちゃん。(言った後の佐助の態度がウザいと予想)










④戦国(大阪の陣話1つめ)

忍の癖にと言われても佐助は夜明けが好きだった。
闇を晴らす光は彼の様だし虎の刻と言う名も好ましくいつも待ち遠しく思っていた。
けれど二人で過ごす恐らく最後の夜の今日だけは。
「…佐助?」
もう夜明けかと目を覚ました幸村の目を覆いもう少しだけこのままでとまだ夜中だよと嘯きその瞼に口付けた。



大阪夏の陣、徳川本陣特攻前夜。

【お題:夜は開けてしまう】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
⑤戦国(大阪の陣話2つ目)
 
想い合いはすれど互いの立場故にそれを言葉にはしなかった二人。
けれど最後の出陣の折、幸村が馬上から叫んだ。
何故この時に告げたのか。
好きだ、などと。
そのまま駆け出した幸村は無事徳川の首を取れただろうか。
囮の役目を全うした佐助は唯一動く唇で返せなかった想いを告げた。
「俺様も好きだよ…」



想いは届かぬまま蒼い天に溶けて消えた。

【お題:聞こえなかった告白】










⑥現代・転生(大阪の陣話3つ目)

何か言ったかと幸村が振り返る。
風呂上がりの上半身裸でタオルを羽織る姿は昔の装束に似て。
思わず呟いた言葉を彼は聞いていた様だ。
何でもないよと返すも。
「嫌だ、聞きたい」
もうお前の想いを聞き逃したくないと切な気に言うから。
言える喜びを噛み締め佐助はあの日と同じ言葉を紡いだ。
好きだよと。



夏の別れを経て現代に転生した二人。

【お題:欲張りになって】











⑦現代・転生(大阪の陣話4つ目)
 
腕の中の温もりを抱き締めると熱源が身動いた。
「…佐助?」
もう夜明けかと目覚めた幸村はいつかと同じ言葉を。
しかし佐助は答える前に吹き出した。
彼の髪が寝癖で爆発していたから。
「お前が乾かす前に致すから!」
怒る幸村に佐助は。
「後で直してあげるから」
もう少しこのままでと瞼に口付け笑った。



あの後想いを告げるだけでは収まらなくなった佐助は風呂上がりの幸村を押し倒した。そして朝に二人で風呂に入って髪を洗いながらまたイチャイチャ。

【お題:寝癖を笑いながら直してあげる佐幸】










学バサ

髪の色故ガラの悪い輩に絡まれ易い佐助。
荒れていた昔は兎も角今は幸村を巻き込む訳にいかないとのらりくらり躱しているが、苛立った相手が佐助の髪に手を伸ばすと、瞬間拳が空を切る。
「佐助。知り合いか?」
事情は分からないけど取り敢えず殴っておきましたな幸村に佐助は仕様がない人だと苦笑した。



「あんたを巻き込まない為に手を出さずにいたってのに…さ!」

直後残りの奴らがぶっ飛ばされた。

【お題:「とりあえず殴っておく?」】










⑨戦国

佐助が幸村を運ぶ時は昔から横抱きにする事が多い。
しかしある日佐助がそれを止めようかと言うので漸く成人男子を姫抱きにする不自然さに気付いたかと思ったら。
「前から抱くと背中に回した手が蠢くのが最近艶かしく感じられちゃって」
褥で縋られてる様な。
ほざく色ボケ忍を才蔵は木から蹴り落とした。



才蔵「貴様は本当に一遍死ね!」
小助「才蔵さん加勢しますよ…」
十蔵「俺も…」
佐助「お?何?皆してやる気?さーて俺様に勝てるかな?」

【お題:背中にまわした手】











⑩現代・転生

転生した幸村の傍に佐助がいないと知った慶次は何としても会わせてやらねばと必死に探した。
そして見付け、感動的な再会を想像し本人達より緊張して見守ると、二人は徐に歩み寄ると笑顔でハイタッチなど。
しかしある意味彼ららしくも感じた慶次は肩を組み笑う二人の目に光る滴に気付かない振りをした。



この後二人で普通に帰ろうとするので慶ちゃんは慌てて後を追った。

【お題:楽しそうに ハイタッチ】 
 
  

慶次「流石に酷くない!?」
幸村「申し訳ござらん…ついうっかり…」
慶次「ま、それだけ嬉しかったならいいけどさ」
佐助「借りはいつかちゃんと返すよ」

慶次(別に貸しだなんて思ってないんだけどね)

慶ちゃんは人の為に色々出来る優しい子。
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早和
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戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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