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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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8月に大阪旅行が台風で中止になってしまったので昨日弾丸日帰りで行ってきました!
幸村縁の地巡り!!
https://twitter.com/sayori_888/status/1174669941070450689

今回のメインは鴉だった気がします(笑) 
楽しかったです!





ログは126個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在

※何でも許せる方向け。





【140字集(126)】





①戦国

佐助が声をかけると幸村が着物をかき合わせ此方に背を向けてきた。
何かを隠す様な態度。
懐に大福、或いは犬猫でも隠しているのか。
避けられた腹立ち紛れに服を剥ぐと懐には何もなく、替わりに胸元に紅い痕。
隠したかったのは昨夜佐助が無意識に付けていたそれと気付き、佐助は気まずげに着物を直した。



佐助「てか、俺様には別に隠す必要なくない?」
幸村「気付いたら…お前は失敗したと言ってまた暫く付けなくなるであろう…」

所有印が嬉しい幸村と、主にそんなもの畏れ多いと付けない様に気を付けている佐助の攻防。

【お題:怒って 服を脱がす】










②戦国

佐助が彼を好んでいない事は知っていた。
彼の真似をすれば嫌がるであろう事も解っていた。
それでもあの男に近付きたいと片目を隠し過ごしてみれば佐助は何故かにっこり笑って。
「あいつを越えるなら片目じゃだめでしょ」
そう両目を塞がれたのはいいものの、そのまま褥に導かれ幸村は頬を引きつらせた。



その後幸村は丸一日褥から出て来ず、以降二度と目隠しの修行をやりたいとは言い出さなかったらしい。

【お題:楽しそうに 目隠し】











 
昔忍だからと幸村への想いを口にしなかった佐助を慶次は歯痒く思っていた。
そんな彼が今愛しさを隠しもせず幼馴染みを見つめる様は微笑ましいが。
「好きだなぁ…」
無意識に零した本音に二人で顔を赤らめ俯き合うのは学校の教室ではなく二人きりの時にしてほしいなと慶次は渇いた笑いで視線を逸らした。



気が緩んで駄々漏れな佐助。
「まぁ、視線の方は昔から駄々漏れだったけどさ」と慶次曰く。

【お題:好きな人に見惚れて、ついうっかり好きって言っちゃう佐幸】



言葉では余り言わないけど幸村への好意が視線で駄々漏れな佐助が好きです。

愛おしいって目が言ってる…











 
佐助は時折幸村にマニキュアを塗りたがる。
真っ赤なそれに当初はやはり彼もこう言うものが似合う女性の方がいいのだろうかと不安になったが。
「うん!やっぱり旦那の手には紅が似合う!」
彼が焦がれているのは女性ではなく紅蓮の鬼と気付き、安堵と共に予想外の強力な恋敵に幸村はそっと溜息を吐いた。



「この時代で人を殺す訳にもいかぬしなぁ…」

【お題:指先に塗られた嘘と本当】


 

 佐助は現代幸村より戦国幸村が好きな訳ではなくて単に野生の獣みたいな表情の旦那格好いいんだよな~って思ってるだけなので、多分佐助が昔ブイブイ時代に揉めた相手と喧嘩して殴られそれを見た幸村がぶちギレして相手をボコしたら幸村の不安は全て吹き飛ぶ。

と言うか「この時代に~」とか考えてる時代が許せば今でも普通に人を殺せる幸村には本来不要の心配。但しこれもし幸村に記憶がなくて前世を話に聞いて知っているだけとかだと凄く拗れそうな予感。










⑤現代・転生
 
見知らぬ誰かを重ねていた。
頭を撫でる父の手に。
追いかける兄の背に。
蒼い天も茜色の夕焼けも。
その度襲われる焦燥に闇を求め夜の川辺を彷徨えば、ふらり橋から傾いだ己を慌て引き戻した男が。
「再会早々俺様の心臓止める気かよ」
見ていた影とピタリ重なるその人に記憶と共に想いが溢れ幸村は泣いた。



「遅い!」
「ごめん…」
「蒼天疾駆などと名乗っておった癖に!」
「ごめんね…」
「思い出せぬのに苦しかったのだぞ!」
「うん…ごめん…」

だからそんなに泣かないで…

【お題:見知らぬ誰か】











⑥戦国

佐助は優しく真面目な男だから恋仲となったのも主の願いを断れぬだけではと言う不安が常にあった。
体を重ねてからは更に罪悪感が拭えず行為の最中気が漫ろになっていたら聡い佐助に気付かれ。
「そんな誤解二度と湧かない様思い知らせてあげる」
笑顔で押し倒され大変な目にあったが罪悪感は綺麗に消えた



幸村Ver.

【お題:拭えない罪悪感】










⑦戦国
 
幸村を組み敷く時罪悪感を拭い切れずにいた佐助。
その時幸村も同じ顔をしていたので問うてみると彼も佐助が主の願いを断れぬだけではと罪悪感を抱いていたらしい。
予想外の言葉に吹っ切れた佐助は。
「そんな誤解二度と湧かない様思い知らせてあげる」
恋人のそれも拭ってやろうと遠慮なく覆い被さった。



佐助Ver.

【お題:拭えない罪悪感】











⑧現代

無邪気に慕ってくれる幼い主。
惜しみ無く湧く愛しさに生涯この子を守り生きようと佐助は誓うが。
「佐助ぇぇ!」
その愛し子が突進してくると、受け止め抱き上げた佐助に一輪の花を。
「お前にやる!」
よく似合うなと口説き文句を満面の笑顔で告げられ佐助は己の胸に渡されたのと同じ花が咲く音を聞いた。



ポンッ!

多分1つ咲いたらポポポポンッ!て次々咲き出す。

【お題:桃色のチューリップ(愛の芽生え)】

弁丸さまが佐助に渡したピンクのチューリップはお花屋さんの慶ちゃんから買ったもの。一輪折れてしまい売り物にはならなくなってしまったそれを弁丸様が「ならばこの子は某が貰い受けましょう」って幼稚園生の少ないお小遣いで購入した。当然慶ちゃんは(相当)割引いたし可愛くラッピングもしてあげた。

この間から突進してくる弁丸様を佐助さんが余裕で受け止めてその元気っぷりに苦笑しつつ「はいはい、どうしたの?」って抱き上げる熱がきています。
 https://twitter.com/sayori_888/status/1170619913691467776










⑨戦国・死ネタ
 
集中した幸村の世界は一切の音が消え失せる。
声も届かず誰も幸村を止められない中佐助の声だけは不思議と届くので幸村はいつもそれを頼りにしていた。
その後お説教も貰ったが。
けれど今日はいつまで経っても声が聞こえず。
あぁもう佐助はいないのかと幸村は焦げた死体しかない戦場で佐助の死を思った。



彼の声が聞こえなくなり、悪鬼の足音が聞こえてくる…

【お題:あなたの声を聞く】










⑩戦国

主の薬の飲み方は変わっている。
不意に風邪をひいた時や怪我をした時、幸村が薬を飲む時はいつも佐助の口移しだ。
飲ませる佐助曰く。
「だってあの人、毎度苦くて飲みたくないとか言って逃げるから」
しかし優秀な忍長が甘い薬を作れぬ筈がなく。
周囲はそれに気付きながらも知らぬ振りで苦笑した。



主の甘えとそれが愛しい佐助の話。

【お題:風邪薬の飲み方】

 
 
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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