仕事を再開しても休み時間に妄想中！！
小ネタ6つ目です！   
   
   
見易さの為に改行等の手を若干加えてます。
戦国、現代混在してますのでご注意。
 
 








・佐幸
・戦国、現代、女体化など混在
 
 
 


【140字集⑥】

①現代

就活は兎に角大変だ。
幸村が将に最中だがさしもの彼も日々ぐったりして帰ってくる。
その日も面接で失敗したらしく酷く落ち込んでおり、ダメでも俺様が養うのにとは言わず詳しく話を聞けば。
「志望動機を聞かれ、御社と言う所をおぬしと言ってしまったのだ」
幸村には悪いが思わず吹き出してしまった。



「ちょっと、旦那！俺様以外にお主を志望する、なんて言わないでよ！？」

前に何かで見て私が吹き出したネタでしたｗ
【佐幸さんは『思わず吹き出す』をお題に、140字でSSを書いてください。】










②不明
 
佐助が幸村の声を聞き逃す事は殆ど無い。
しかし、聞いていない振りをする事はある。
と言うのは、幸村が気を引こうと膝に乗ったり袖を引いたりするのが可愛いからだ。
幸村も何処と無く気付いている風だが。
「佐助ぇ某に構え～」
態とらしく今度は背後からのし掛かって来るのに佐助は堪えきれずに笑った。



ピクシブで拝見した構われたがりの幸村が可愛すぎて思わず・・・
【佐幸お題『わざとらしく のしかかる。』】










③戦国

夢を見た。
草原で自分は松永と対峙していた。
怖れるものは何かと問われ忍に感情は無いと返した。
梟は幸村の姿に変わり、彼は本当に？と言った。
幸村は黒炎に巻かれて倒れ、そこで目が覚めた。
心臓が煩かった。
隣で眠る幸村の寝顔に安堵して佐助は思う。
本当は。
あんたを失う事、ただ其だけが恐ろしい。



もう二度と、あんな悪夢は・・・

宴の蒼紅蹂躙戦のイメージで。
【佐幸へのお題は『嘘つきの本音』です。】










④現代

幼馴染みの佐助に告白をされ、色恋はよく分からなかったが嫌ではなかったので取り敢えず頷いた。
すると佐助の顔が徐に近づいた。
触れたのは、一瞬。
唇と唇が少しだけ。
しかしその瞬間に全てが変わった。
幼馴染みの佐助は姿を消し、初めて見る“男”の顔をした彼に心臓が破裂しそうな程に高なった。



幸村、自覚の瞬間。
「佐助」も「幸村の中の佐助」も変わった一瞬。
【佐幸さんは『ほんの一瞬の出来事』をお題に、140字でSSを書いてください。】










⑤不明
 
佐助は本当に俺の事が好きなのか！？
幸村が怒った様にそう言った。
どうやら自分に比べ佐助が幸村に好きだと言う回数が少ないのが不満らしい。
不公平だと言って拗ねた。
仕方がないので溜め息を吐き一言。
「旦那、好きだよ」
囁けば途端に真っ赤になって逃げ出す幸村に、こうなると思ったと佐助は笑った。



だから言わなかっただけなのにね。
【佐幸へのお題は『好きだ、って言ったら逃げるくせに』です。】









⑥現代・佐女幸

幸村は昔から露出が多い服だった。
男であった時は渋々許していたが、女に生まれ変わって尚変わらないのが佐助の悩みの種だ。
今も待ち合わせに駆けてくる彼女は上はキャミソールしか着ておらず、仄かな谷間も見えかけている。
見た奴殺す！と周囲に殺気を振りまきながら佐助は乱暴に自分の上着を被せた。



「佐助、暑いぞ！」
「脱がないの！俺様以外に見せちゃダメ！」

【佐幸お題『乱暴に 相手の着衣を整える。』】










⑦現代

幸村が本命らしい子が佐助から何とか情報を得ようと話しかけていた。
気持ちは分かるがそれは悪手だと傍で聞いていた元親は思う。
鋭い佐助は当然気付いて笑顔で語ってみせる。
着替えまで手伝う二人の蜜月の様な日常を。
次第に引いていく女子が可哀想になって、もう止めとけと元親は肘で佐助に合図した。



「じゃあ親ちゃん聞いてよ！」

ノロケ足りない佐助さん。
【佐幸お題『真顔で ヒジでつつく。』】










⑧戦国・佐弁
 
上田を長く離れる事になった。
任務なので仕方ないが、唇を噛み締める子供を放っておけず佐助は一つ提案をした。
「月が天辺に来る時間に俺様の事考えて。俺様も同じ時間に弁丸様の事思うよ」
任務中に他事など許されないからこれは二人の秘密だ。
離れていても同じ思いで。
言うと弁丸は嬉しそうに笑った。



前に見た保育士さんと園児の可愛いやり取りを佐弁に変換！
【佐幸さんは『秘め事』をお題に、140字でSSを書いてください。】










⑨不明

佐助は幸村と恋人となっても女性と関係を持つ事を止めなかった。
それは所謂浮気なのだが佐助が余りにも隠そうとしないので幸村も何も言えなかった。
しかしその痕跡を見てしまえば幸村も嫉妬ぐらいする。
肌に残る赤い痕を消したくて幸村はそこに噛み付いた。
佐助が満足気に笑っている事など露も知らず。



実は幸村に嫉妬して欲しいが為だけに浮気をし続けるロクデナシな佐助さん。
【佐幸さんは『浮気性』をお題に、140字でSSを書いてください。】











⑩戦国
 
最近妙に幸村は佐助に甘味を分けようとする。
大福、饅頭、餅に団子。
今日も御手洗を１本突き付けて来るのに何でと聞いたらここ暫く佐助が忙しくこの時しか共に過ごせない事が不満だったらしい。
少しでも長引かせたかったのだと聞かされ口端が上がる。
「もっと構え！」
直球な言葉に堪えきれずに笑った。



構われたがり幸村第二段。
【佐幸へのお題は『構え！構え！構え！！』です。】