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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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真田丸、もうすぐ終わってしまうのですね・・・
あと10回。
淋しく、そして幸村の最期を思うと苦しくもあります。
でも最後までちゃんと見届けます!
 
 
 







・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(53)】








①戦国

いつまでも色事に疎い愛弟子に、女が苦手なら小姓をつけるかとからかった事もあった。
しかし。
「お館様!この幸村、佐助と割りない仲となりました故、お館様に御許しを頂きたく参上仕りました!」
いざその時が来るとどうにも心は複雑で。
取り敢えず一発殴らせよと父親宛ら信玄は相手の忍に拳を握った。



色恋に関しては幸村を息子ではなく娘みたいに思う時があるお館様。

お題:僕は非常に複雑です】










②不明
 
恋は不要と頑なな幸村。
苦手故かと思ったら。
「某には取るべき責任があります故」
進み具合に驚き話を聞くと相手は何と佐助だと。
「昔転んだ際に口付けてしまい…せせ接吻するとやや子が出来ると聞き申した」
真剣な幸村に慶次は思わず振り返ったが件の男は飄々と今日も嫁の様にせっせと世話を焼いていた



言ったのはお館様とか父上だけど、都合がいいから訂正しない佐助さん。

【お題:真実って必要ですか】











③ゲームネタ

先日部屋を訪ねると佐助が慌ててベッドの下に何かを隠していた。
気になり佐助がいない隙に悪いと思いつつ探ってみると、そこには佐助が表紙のゲーム雑誌が。
何故此れを隠したのか。
中を見てみると佐助の特集の筈が何故か語られるのは己の事ばかり。
帰ってきた佐助に見つかり二人揃って真っ赤になった。



雑誌は件のバサマガ佐助号!

【お題:月刊誌 と  赤い頬】










④戦国

幸村に早く大人になってくれと言っていたのに、いざそう言う姿を見ると一抹の寂しさも感じてしまう。
そんな時佐助は甘味を差し入れる。
見せると目を輝かせ飛び付こうとするので。
「旦那!」
手で制するとお預けを食らった顔は弁丸の時と変わらず、佐助は懐かしさに苦笑し彼の汚れた手を拭いてやった。



【お題:待て】










⑤ゲームネタ
 
佐助が熱心に巻物を見ていた。
真剣な様子に密書か或いは秘伝の書かと幸村は緊張を走らせたが。
「これ何?」
示され覗いたそれは己の技の劇画の図面。
「こんなお尻見せて!破廉恥な格好に変な輩が湧いたらどうすんの!」
真剣に言うので溜息混じりに婆娑羅で吹っ飛ばすから大丈夫だと過保護な忍を宥めた。



「そもそもそれは虎の姿で…」

【お題:墨物語】











⑥戦国
 
裏切り拷問凌辱好きな下衆な男に幸村が囚われたらしい。
忍隊が助け出した様だが心配で慶次が見舞いに行くと本人はあっけらかんと何も覚えてないと笑った。
しかし慶次は見た。
襟から覗く首や胸元の不自然な痣と両腕の付け根に継ぎ接ぎな縫い痕。
佐助を振り返ったがきつく睨まれ慶次は言葉を飲み込んだ



幸村がどんな目に合わされたか、そして男がどんな報復を受けたか(受けているか)、知るのは一部の忍隊のみ…

【お題:真実って必要ですか】










⑦戦国
 
真田の邸は人が少ない。
その為主の身の回りの世話は傍付きの佐助が行い佐助はよくそれをぼやいている。
しかしならばと人を入れようとしても。
「これ前に旦那に色目使ってた。こっちも。」
あわよくば主に取り入り傍女にと言う輩は尽く佐助が弾く為、今日も佐助の忙しさは変わらず忍長のぼやきは続いた。



佐助「いやあ、もう忙しくて!あの人ほんと手がかかるからさぁ!」
忍隊「・・・へえ、大変ですね(棒)」

【お題:あわよくば】











⑧現代・転生
 
大河の主役に「真田幸村」が選ばれた時の佐助の喜び様は凄まじかった。
しかし回を追う毎にその表情は険しくなり先日とうとう最終章の予告が流れると。
「旦那…」
不安げな顔に、そう言えばこの男は過去の己の命日にも毎年眠れなくなるのだと思い出し、幸村は苦笑しこのまま眠れと佐助の頭を抱き締めた。



泣いても笑ってもあと10回・・・

【お題:ここで眠って】










⑨現代・転生

小さな頃から足元を見て歩くのが癖だった。
地面を見ては何かを探す様に辺りを見廻すので親にも落とし物かと訝しがられた。
その日も一人じっと地面を見詰めていると、伸びた影の先に立ち止まった一人の男。
「探し物は此れですか?」
男の示す指に導かれる様に視線を上げ、幸村は久し振りに空を、夕焼けを見た。



10/4は「探し物の日」とじじょ先生お誕生日。










⑩戦国

人に安らかな死を与え天へ導く存在を天使と言うならそれは正しく真田幸村の事だ。
元の教えを有する男は一緒にするなと言うけれど。
「天使とはもっと気高く美しい存在なのです!」
ならば間違っていないではないか。
戦場で血に塗れながら舞う様に槍を振るう主以上に美しい者など佐助は見た事がないのだ。



10/4の「天使の日」の140字。



 
 
 
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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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