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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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ペースは果たして落ちたのか否か。
ツイッタだけ見てると余り変わってない気がしますw

そんなログ51個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(51)】










①現代                          

前世の記憶が無い幸村が好む物が二つある。
一つは炎。
見れば触ろうとするので佐助はキッチンをオール電化に変えそれまで吸っていた煙草も止めた。
もう一つは緑色。
「旦那、それ返して?」
その色を抱えて離さぬ幼子に佐助は泣きたい気持ちになり乍ら夕飯に使うピーマンをどう取り返そうかと頭を掻いた。
 


記憶有り佐助さんと無しの幼子幸村。
結局その日の夕飯はピーマンの肉詰めからハンバーグに変わりました。

【お題:(煙草の火 と みどり色】










②戦国
 
戦の気配もないある日、幸村が突然戦装束に身を包み甲斐に向かった。
また道場かとついてきた佐助であったが。
「お館様!この幸村、佐助と夫婦となるべくお館様の御許しを頂きに参上仕りました!」
突然の幸村の辞に真っ白になり、この人にとって正装は戦装束なんだと佐助は現実逃避にそんな事を考えた。



そう言えば、俺様に告白した時も戦装束に着替えてたっけな~・・・(遠い目)」

【お題:戦闘服に身を包み】











③戦国

佐助に隠れ町に出た幸村が白粉の匂いをつけて帰ってきた。
女は苦手と言いながら昼間から遊廓遊びかと問い詰めるべく押し倒せば幸村は懐から何かを取り出し。
「お前に似てると思って」
思わず買ってしまったと差し出されたのは花魁草。
匂いはこれかと佐助は申し訳無い気持ちで幸村をぎゅうと抱き締めた。



8月28日の花「花魁花」。
幸村が佐助に似てると思ったのはこの花が「花忍科」で別名「草夾竹桃」で忍と草が入ってたから。ただそれだけw
8月28日誕生日のまつげ様へ。










④戦国

獣にしか見えぬ輩は皆死ねばいいと思っていた己が初めて幸せにを願った人だった。
だから幸村に告白されても佐助は頷けなかった。
己では彼を幸せに出来ないから。
すると。
「お前に幸せにしてほしいと誰が言った!俺がお前を幸せにしたいのだ!」
故に黙って頷けとぴしゃりと言われ佐助はその通り頷いた。



佐「もうあの人ほんと男前過ぎて俺様どうしたらいいの!?」
才「知るか!」

お題:僕が、君を幸せにしたい】










⑤不明

過保護過ぎると何度も言われた。
お前がいないと何も出来ない人間になるぞと。
真相は逆なのに。
寧ろ自分の方が彼がいないと生きていけない。
甘やかして駄目にして、そうする事で甘えている。
「本当、何も出来なくなればいいのに」
佐助はそう呟いて、今日も風呂上がりの幸村の濡れた髪を優しく拭った。



依存されてるようでしてる佐助さん。
【お題:君を甘やかして駄目にしたい】











⑥現代

幸村はその日朝から気も漫ろであった。
実は今朝佐助が体調を崩し仕事を休んでいるのだ。
大丈夫だと学校に送り出されたものの心配でならない幸村は朝のホームルームで意を決し。
「先生!あの、某…頭が頭痛で痛いので欠席致す!」
如何にもな言い訳だが勢いに負けた担任は何も言わずに頷いてくれた。



政宗様はもうちょっとマシな言い訳考えろと頭を抱え、慶次は幸村らしいと笑ってる。

【お題:頭痛が痛いので欠席します】










⑦現代

佐助が幸村へのプレゼントを探していた。
それが靴であった為。
「贈り物に靴は良くないらしいよ?」
履いた相手が遠くへ行ってしまうから。
佐助なら知っていそうだが一応慶次が進言すると。
「平気。赤色の選ぶから」
赤い靴は死ぬまで脱げぬ呪いの靴。
ニコリ笑う佐助に戦慄き慶次は冷汗の伝う頬を掻いた。



9月2日は靴の日!今日誕生日の暫様に捧げます。
前にとま先生にあげた赤い靴の話と微妙に繋がってます。











⑧不明

向日葵が咲いていた。
力強く眩しい花。
あんたみたいと言うと幸村は。
「寧ろ俺はお前の様だと思うたが」
予想外の言葉に何処がと聞くと。
「よくお前は俺を日の様に暑苦しいと言うが」
それでもずっと見ていてくれる。
日に向かう花。
将にお前ではないかと笑う笑顔に佐助珍しくも己の太陽から目を逸らした。



唯一つ、俺を包み照らす太陽。
向日葵の花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」。

【お題:君に似合う花】











⑨現代

何かのイベントか町で花を配っていた。
渡されたのは黄色のチューリップ。
花言葉は望みのない恋。
自分にぴったりだと佐助が幸村にあげようとすると。
「花と言う柄ではないし、それにどうせ貰うなら赤色がいいのだが…」
花言葉を知っているのかいないのか、そんな事を言う幸村に佐助は泣きそうに笑った。



赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」。
お題:黄色いチューリップ(望みのない恋)】










⑩戦国
 
城攻めで城主は討ったが放たれた炎に退路を断たれた。
最上階でどうするかと思案すると外から佐助の声。
叫ぶ言葉を聞くより先に体が動く。
落下する体。
止めたのは突如空中に現れた佐助で。
下で受け止めて貰うつもりだったが。
「驚いたぞ!」
言うと佐助は目を吊り上げそれはこっちの台詞だと怒鳴られた。



下にいた佐助さんは、今そっち行くから大人しく待っててって叫んでました。
【お題:こっちの台詞です】

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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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