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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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もうすぐ夏コミです!
佐幸破廉恥アンソロ発売!!楽しみでなりません!!
私は一応休みは取れたのですが土曜の夜から甲子園に行く為に夜行バスで出発する為行こうかどうしようか迷い中です。
体力もつかな~・・・(汗)



ログは49個目。
いよいよ49個め!!ゴールまであと1つです!!
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㊽】











①戦国

昔の話をしていると弁丸は何故自分に懐いたのだと佐助に聞かれたので俺を抱き上げたからだと答えた。
あれははしっこいあんたを捕らえる為だと言う佐助は知らない。
炎の異能故に人の手を知らない幼子がそれをどれ程喜んだか。
しかし言葉にするのも惜しい気がして幸村はこれ以上は内緒だと言って笑った。



【お題:僕に触れた】










②戦国

仕事の為に近付いた女。
情報を聞き出せば用は無く直ぐに退散する事にした。
愛しているだの貴方がいないと生きていけないだのと泣き縋られても己の心は動かない。
望むのはたった一言。
戻った己を見つけた幸村の安堵を含んだ笑顔のそれ。
「お帰り、佐助」
それだけが心を揺さぶり佐助は笑顔で頷き返した。



「ただいま、旦那」

佐助さんの場合は言葉じゃなくて人の問題。
【お題:うすっぺらい愛の言葉なんていらないの】











③現代

佐助に失恋した。
大人の彼を手に入れたくて告白したが駄目だよと言われてしまった。
慰めに貰った花を眺め落ち込んでいると慶次が苦笑し。
「幸村、それの花言葉知ってる?」
貰った白い薔薇の蕾。
花言葉は愛するには若すぎる。
十八の誕生日に佐助が特別な赤い薔薇を用意している事を幸村は知らなかった。



「(まだ)駄目だよ・・・」

幸村の成長を心待ちにしている紫の上計画中の佐助さん。
【お題:白いバラ と 特別な】










④不明

幸村との関係が余りに進まず焦れた佐助はとうとう幸村を押し倒した。
ここまですれば流石に幸村も気づくだろう。
そう思ったのだけれど。
「どうした、佐助?具合でも悪くなったか?」
目眩を起こして倒れ込みでもしたのかと心配気に見上げる純粋な瞳に、佐助は溜め息を吐き幸村の乱れた衣服を整えた。



「ダメだこれ…」

【お題:仕方なく 相手の着衣を整える】










⑤現代

ここ暫く思い詰めた顔をしていた幸村が突然上田に帰ると言い出した。
此れは所謂見下り半と言うやつか。
不安の中帰宅を待つと翌日あっさり戻った幸村は。
「佐助、これに判子をくれ」
差し出されたのは結び雁金の描かれた紙。
そこには婚姻届と。
安堵と共に込み上げた感情に佐助は堪らず幸村に抱き付いた。



8月5日は判子の日とむめい様お誕生日(1日遅れ←)。
と言う事で、判子の入った目出度い話を。










⑥現代・転生

佐助はヘビースモーカーだ。
しかし好きなのは煙草ではなく炎。
日常でそれを見る手段が喫煙しかなかったのだ。
そんなある日ライターを忘れた自分にどうぞと手品の様に指先から炎を出した男。
「吸いすぎはよくありませんぞ?」
揺れる紅に胸が震え、彼がいれば煙草はもう要らないと佐助は箱を握り潰した。



以来その店には禁煙と男を口説き落とそうとアピールに励む佐助さんの姿があったとか。

【お題:煙草の火 と  特別な】










⑦現代・転生
 
幸村は保健室の常連だ。
理由は睡眠不足。
人の気配が気になり常に不眠気味なのだ。
高校入学を機に一人暮しを始めこれで解消されるかと思ったが、入学式で倒れ、遠い意識で聞いた声。
「やっと見付けたと思ったら酷い顔して」
大きな手で髪を撫でられる感触に幸村は久し振りに穏やかな眠りに引き込まれた。



もう大丈夫だから、ゆっくり、お休み・・・

【お題:男の手 と  久しぶり】










⑧現代・転生

幸村は目の前の男が不思議でならなかった。
本人曰く只のしがない養護教諭らしいが。
「何故貴殿に撫でられるだけで眠くなるのか!」
万年不眠症で家族すら近寄れなかったのに。
言うと男は苦笑して。
「いいから早く寝ちゃいなさい」
目の下の隈をなぞり髪をすく優しい指に幸村は又も眠りの淵へと誘われた。



⑦の不眠幸村の続き。

【お題:髪を撫でる指】










⑨戦国
 
佐助の膝を枕に眠る主を見た。
その表情が険しいのは恐らく昼に叔父に嫁に関し小言を言われた所為。
女は選り取り見取りだろうと老人は言うが、主が求めるのは数多の女の手ではない。
只一つの硬い男の手なのだ。
求められた男のニヤけ顔は腹が立つが、手を握り離さぬ主の安寧の為、才蔵は人払いを命じた。



言葉に出来ないもやもやした感情があると佐助さんを呼び出し甘える幸村は忍隊の中では既にデフォ。
【お題:女の手 と  いくらでも】










⑩不明
 
幸村は食べる事が好きだ。
中でも佐助の作るものは格別だ。
それは勿論味についてもあるのだが。
「旦那、美味しい?」
「うむ!」
「そりゃ良かった」
そう言って微笑む佐助の顔が本当に嬉しそうで、その顔を見るのが好きだからだ。
幸せだなぁと思いながら幸村は佐助が更に差し出してくる更に箸を伸ばした。
 


佐助も佐助で幸村が嬉しそうに食べるのを見るのが好き。
いっぱい食べる君が好き~♪
お題:この瞬間の君が好き】






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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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