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年内にもう一度くらい上田に行きたかったのですが、ちょっとまた危うくなってきたのでやめておくことにしました。
上田の紅葉見たかったな~!!
でも年始のお参りは行きたい!!
どうかそれまでに少しは落ち着いていますように!!
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
※何でも許せる方向け。
【140字集(136)】
①現代・転生
夜闇に響く鈍い音。
その先を見詰め佐助は呟く。
「旦那、やりすぎ」
血塗れで散らばるのは年寄りを脅し金を奪う連中だが幸村の知り合いに手を出したのが運の尽きだ。
私刑、復讐はこの時代は御法度だが幸村が黙っていられる訳もなく。
月明かりの下返り血を浴び笑う幸村は美しく佐助は暫し陶然と見惚れた。
最近叫んでる現代でも紅蓮の鬼な真田幸村と、かるび先生のツイに萌えて。
②現代
真面目な幸村を快く思わぬ輩は彼が年上の幼馴染みを従える様を犬を連れると揶揄をする。
しかし侮るな。
「狗と言っても待ては出来ぬし時折ふらりといなくなる…いっそ首輪をつけてしまえたらと思うのだが…」
己に対する幸村の所有欲を甘く見たなと、佐助は延々惚気を聞かされ引きつる者達を見て笑った。
狗扱いされているのにそれ(幸村の惚気)を聞いて悦に入っている佐助にも周囲はドン引き。
【お題:いっそ首輪をつけてしまいたい】
③現代・転生
いつも何か足りないと焦燥を抱え荒れた中学時代。
しかし旅先で大きな城を見た瞬間記憶の波に襲われた。
燃える城。
神社に横たわる人の影。
そして慟哭。
絶望に呑まれかけたその時。
「佐助俺を見よ!」
俺はここにいると両頬を叩き上向かせたその人は。
貴方がいたらそれだけでと佐助は幼馴染を抱き締めた。
大阪で記憶を取り戻したブイブイ助。
【お題:他には何もいらないから】
佐「…てか、旦那、覚えてたなら何で教えてくれなかったのさ」
幸「記憶の無い者に前世だ何だと言ったらただの頭のおかしい輩だろうが」
俺とてそれくらいの分別はつくと呆れ顔の元主。
それは正しい筈なのに、何故だか納得出来なかったのは拗ねた気持ちが勝ったからか…
④現代・転生
昔は何も与えてやれなかったから今度こそ幸せにしたかった。
その為には嫌な記憶など思い出さぬ方が良いだろうに、何故か荒れていく幼馴染。
しかしある日旅先で頭を抱えた彼が名を呼ぶ声が、見上げた瞳が。
己だけを求め、他はいらぬと抱き締めるから。
ならば全てくれてやると幸村は縋る体を抱き返した。
覚えていたならどうしてもっと早く教えてくれなかったのかと責める君。
こんなにも求めてくれていたなんて思いもしなかったなどと言えば、きっと君は怒るだろう。
③の続き。
【お題:他には何もいらないから】
この佐助は今は動揺と拗ねがあって幸村の心境に気付いてないけど、落ち着いたら気付いて問い詰め真相を知ったら怒りながらあんたをどれだけ必要としてるか思い知らせてやるとデロデロに甘やかそうとする。多分。
⑤現代
弁丸は手を大きく振って歩く。
元気なのはいい事だが人や車に当たると危ないので佐助はそう言う時隣で弁丸の手を握る。
するとある日弁丸が佐助の前で突然両手を振り始めた。
どうしたのかとポカンと見れば。
「今日は握ってくれぬのか」
手を繋ぐ合図と勘違いした行動の可愛らしさに佐助は撃沈して蹲った。
「そんな事しなくても手なんていつでもつなぐからー!!」ってぎゅうぎゅうされる弁丸様。
【お題:手を繋ごうとして手をぷらぷらさせている佐幸】
因みに弁丸様はいつも手の振りが大きい訳ではなく、嬉しかったり張り切ったりする時につい大きくなってしまう。 そして佐助といる時は嬉しいので自然と手の振りは大きくなる。
⑥不明
幸村は昔から肌の露出が多く、気心の知れた佐助の前では平気で裸になったりした。
それが変わったのはいつからか。
只の手当てですら佐助が服に手を駆けると大仰に体を揺らし。
彷徨う視線。
耳まで赤く染まった顔。
佐助はにんまりと口端を挙げると無意識に後ずさる体を押し倒し嬉々として服を剥ぎ取った。
※手当てです。
【お題:嬉し気に服を剥ぎ取る】
⑦現代
ある日幸村が突然鉢植えを買って来た。
以来部屋から聞こえる囁き声。
悪いと思いつつ盗み聞けば。
「某、最近佐助に触れられると逃げたい様なくっつきたい様なもどかしい心情になり申して…」
植物に真剣に相談事をする幸村。
それはアロエじゃなく直接俺様に言って下さい!と佐助は部屋の扉を開け放った。
一昔前の某CMを見た幸村。
幸「アロ●リーナ殿は言い難い事も何でも笑わずに聞いてくれると…!」
佐「俺様だってそんな美味し…じゃない、旦那の話なら何だって笑わずに聞くし!(必死)」
【お題:笑わないで聞いてね】
⑧不明
佐助が弁丸の事で相談があると言ってきた。
曰く、弁丸は性格上我慢をしてしまう事が多く望みを口にするのが苦手らしい。
それは難しい問題だと思ったら。
「言えない時裾を引っ張るのが本当可愛くて…でも言葉で言ってもほしいし…」
どうしたらいいかと真剣に悩む失格保護者は容赦なく尻を蹴り飛ばした。
「真剣な相談かと時間を割いた俺が馬鹿だった…」
育児相談の相手は才蔵でもいいし片倉さんでもいい。
【お題:それって惚気?】
⑨不明
言ってくれなきゃわからないよと口を噤む己に佐助が言った。
言えば我儘になると思っていた。
困らせてはいけないと。
でもそれは建前だったと彼の言葉で気付かされた。
「嫌わないから大丈夫…」
思わず溢れた涙に己はただ嫌われる事が怖かったのだと悟った弁丸は奮える唇を必死に開き己の望みを口にした。
「傍にいて…」
【お題:言ってくれなきゃわからない】
⑧と繋がっているようないないような。
⑩不明
我儘を言って嫌われるくらいなら我慢した方がいいと望みを隠す事が多かった。
けれど嫌わないよと許してくれる人がいたからいつしか言えるようになっていった。
それでも弁丸は時折態と口を噤む事がある。
振り返った佐助の仕方ないなぁと苦笑した顔が堪らなく好きで、弁丸は今日も佐助の服の裾を引いた。
⑧と⑨と繋がっているようないないような。
【お題:服の裾を引っ張る】
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。