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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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夏です!!
高校野球地方大会始まって熱いです!!
でも夏の陣を思うと夏は切ないです!(5月だけど)





ログは76個めです。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(76)】




①戦国・3

幸村の後ろ髪が最近可愛らしくなっていると兵の間で噂になっていた。
確認すると確かに縦にくるくると丸まっているが、整えている佐助に何かをした覚えはない。
なかったが…
共寝で幸村の寝顔を眺めながら考えていた時に無意識に髪を指に巻き付けているのに気付き、原因は己だったかと佐助は顔を覆った。



3の幸村の後ろ髪がカールされていた理由(妄想)

【お題:寝ている相手の髪をいじっている佐幸】










②不明
 
幸村は雨が嫌いだと思われがちだが実際にはそれ程でもない。
確かに外で動けないのはつまらないが。
「今日は雨が降るってあんなに言ったでしょ!?」
傘を忘れ濡れ鼠の幸村を小言を言いながら拭いてくれる手が優しくて、一本の傘で帰るその距離の近さが嬉しくて、幸村は鼻歌を歌いながら雨の中を歩いた。



「ほら、旦那!浮かれて先行かない!離れたらまた濡れるでしょ!」

【お題:雨の日に相合い傘をして楽しそうな佐幸】











③現代

幸村が政宗に薦められ見ていた映画は高い塔に囚われた少女の話。
政宗の意図が解る佐助は顔を顰めつつも閉じ込められて可哀想だねと言えば幸村はそうだろうかと首を傾げる。
魔力の宿る髪を持つ少女。
「彼女は塔で魔女に守られていたのやも知れぬ」
思いもよらぬ幸村の答えに佐助はそうかなと泣き笑った。



未だ熱の続く閉鎖的な世界の二人。

【お題閉じ込められてかわいそう】










④戦国
 
眼前の惨状に佐助は絶句した。
褥には気を失った幸村。
失わせたのは紛れもなく己だ。
初めての夜、脅えて声も出せずにいる幸村に嗜虐心を煽られ我を忘れ目茶苦茶にした。
あの幸村が言葉を失うなどどれ程の恐怖だったか。
泣きすぎて赤く腫れた目尻を撫で佐助はご免ねと幸村が目を覚ましての断罪を待った。



佐助と初めて褥を共にした。
閨事自体初めての己には衝撃的で、思いがけず荒々しい佐助にも驚いたがあの佐助が忍の立場も忘れ己を求めてくれる感動。
胸が詰まり幸村は喜びで声も出せぬと言う事を初めて知った。
目覚めて直ぐ佐助の姿があるのも幸せだと幸村は軋む体も気にせず至福に寝起きの目を細めた。



【お題:声も出せない】











⑤戦国・七夕
 
幼い頃、構って欲しさに佐助によく我儘を言った。
流れ星が欲しいだなんて絶対無理だと思ったが、湯呑みを渡され中に水に浮かぶ星空を見つけ大喜びをしたものだ。
いつでも願いを叶えてくれる忍。
何より叶えようとしてくれるその心根が嬉しい。
彼がいれば短冊はいらぬと幸村は紙を握りしめ笹を見上げた。



七夕に短冊を渡された。
貴方に出会えた今以上望む事など無いけれど、強いて望むならと佐助は手を伸ばし星が流れるのに合わせそれを掴む動作をする。
目の前で手を開き予め用意していた金平糖をまるで星を拾った様に渡して見せれば目を輝かせる幸村にその瞳が見たかったと佐助は不要の短冊を握り潰した。



【お題:宝石あげる】










⑥不明
 
いつも風呂上がりの幸村の髪を拭いてくれる佐助。
疲れていてもそれは欠かさず手間にならぬ様切ると言えば強く反対された。
せめてもの礼にと佐助の髪を拭いてやれば、コテンと頭を委ねられその無防備さに胸が締め付けられる。
佐助がこの役目を譲らぬ訳が解った気がすると幸村は眼前の茜色を抱き締めた。



【お題:お風呂上がりの髪を拭いてあげてる佐幸】











⑦戦国

幸村とて恋仲の相手が出来れば自然とそう言う欲もわく。
ある昼佐助が珍しく汗などかいているのを見たら唯一彼がそうなる褥を思い出し、美味そうだと望むままその雫を舐めとると。
「あんたまさか熱中症!?」
汗が美味しいとか塩分足りてないんじゃないのと慌てる察しの悪い忍に幸村は拳をお見舞いした。



「長って普段あれだけ有能なのに、幸村様との色恋事になると偶にすんごいポンコツ化しますよね…」

【お題:欲望に任せて 舐めとる】










⑧現代

幸村が新しい靴を履いていた。
佐助からの贈り物らしいが靴は立ち去る象徴として贈り物、特に大切な人に渡すには向かぬ物。
首を傾げた慶次の目についたのは靴とは色の違う靴紐。
「佐助と交換したのです」
例え何処へ行っても離れない、何度でも結び直す。
そんな佐助の意思を見て慶次は流石だと苦笑した。



【お題:こっそりと靴ひもをおそろいにしている佐幸】










⑨戦国
 
置き去りにされたそれを見付ける度に拾ってくる。
家は犬屋敷ではないと佐助が幾ら言っても幸村は犬を拾うのを止めない。
救われたと言う意味では己も似た様なもので強く叱れず、溜め息混じりに頷けば途端に向けられる笑顔が眩く愛しい。
精々主を守る立派な番犬になってくれよと佐助は狗に言い聞かせた。



拾われたのは犬か、狗か。

【お題:置き去りにして】











⑩戦国

佐助が色々な所に口づけてくる。
不思議に思った幸村が口以外への接吻の意味を慶次に尋た所、彼はそれは味見だとにんまり笑った。
味見とは味を知る事。
幸村が佐助が首に口づけてきた際に尋ねると。
「舐めなくて良いのか?」
全身舐め回され大変な目に遭い幸村は次慶次に会ったら必ず殴ろうと心に決めた。



「慶次殿お覚悟召され!」
「わ、ちょ、俺別に嘘は言ってな・・・てか幸村食べられちゃ・・・」
「破廉恥男~!!」

【お題:オオカミさんの味見】




 
   
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プロフィール
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早和
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非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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