愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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7月です!
もうすぐ熱い夏がやってきます!!
甲子園!!!
ログは75個めです。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集(75)】
①不明
佐助は幸村を本気で許せないと思った事はない。
しかしつい許さぬ振りをしてしまう事は多々あって。
それは幸村の機嫌の取り方が可愛いから。
「まだ怒っておるか?」
尋ね不安げに口付ける。
とうに許している佐助だったが。
「もう一度してくれたら直るかもね」
ふいと横向き幸村が近付いて来るのを待った。
【お題:不安そうに ちゅー】
②現代・転生
現代に転生し主従でなくなった今も佐助は幸村を旦那と呼ぶ。
耳慣れたそれは心地好くもあるが偶には名も呼んでほしいとせがんでみれば佐助は耳に唇を寄せ今呼んでいいの、と。
思えば昔佐助が幸村を名で呼んだのは主従でなくなる褥の中。
蘇る記憶ににやりと笑う佐助から逃れるべく幸村は腕を突っぱねた。
【お題:耳もとで名前を呼ぶ】
③戦国・3
大将となった幸村の室にうず高く積まれた本。
軍略や治水や政に関する物の中に一冊だけ紛れた百人一首。
一部に折り目のついた頁は浮き世の月。
天皇の娘の斎宮が惚れた臣下に浚ってほしいと願った話。
あんたが本心から全てを捨て逃げたいと言うなら今すぐ浚ってみせるのにと佐助は閉じた本の背を撫でた。
本の事を尋ねても、君はただ紛れたのだろうと曖昧に笑うだけで・・・
まだ水底にいる3村。
【お題:無理やり奪って、今すぐに】
④戦国
好いた相手との触れ合いは心動かされるものだが佐助はいつも平静で自分ばかりが振り回される。
佐助の心を少しでも動かせる存在になれたらいいのにと、どうしたのと覗き込む佐助の口端に衝動的に口付けるもやはり佐助は無反応で。
いつか必ずと心に誓い幸村は精進を重ねるべく鍛練だと部屋を飛び出した。
二人の関係におき自分ばかりが振り回されていると幸村は言う。
佐助の心を少しでも動かせる存在になりたいと呟く幸村はその切な気な顔に自分がどれ程胸を高鳴らせているか知らない。
突然口付けられた時は無表情の裏で息を止めていた事も。
「ほんと心臓に悪い…」
幸村の去った部屋で佐助は一人赤面した。
「あんた以上に心臓に悪い存在なんて他に知らないっての…」
【お題:一番心臓に悪い存在になりたい】
⑤戦国
戦で目潰しを食らった。
暫く開けぬ様両目を覆われたが佐助がいれば導かれ転ぶ事もなく必要な物は手渡され不便を感じる事もない。
指示通り動けば槍も振える。
隻眼の好敵手程の戦振りとはいかぬが。
「佐助がおれば戦に出たとて敗ける気がせぬ」
笑う幸村は目隠しの先、忍の昏い笑みを見る事はなかった。
【お題:目隠し】
⑥戦国・3
幸村の告白を佐助は心細さ故の錯覚だ忍に恋慕など今の武田に醜聞は命取りだと煙に巻いた。
結果幸村は天下統一を果たし櫓から手を振る眩しい笑顔に佐助は己の正しさを確信したが。
「佐助ー好きだー!」
今なら告げてもいいだろうと武田の兵を証人とする様な櫓からの告白に佐助はもう逃げまいと叫び返した。
学●へ行こうの屋上から告白的な二人。(3設定)場所は夏の陣紅ステージの櫓。
【お題:声を張り上げる】
錯覚ではない。心細さだけではない。醜聞ももう気にしなくていいだろうと伝える為に天下統一したらもう一度告げてやろうと決めていた幸村。
⑦戦国
ここ数日妙に気が立つ己に佐助は首を傾げていた。
武田は快進撃、幸村も大将として皆に頼られ憂いもない筈なのに。
考えていると漸く兵らに解放され幸村が佐助の元へ。
甘える様に額を擦り寄せ。
「漸くお前と過ごせる…」
その言葉で己の心が突如凪ぐのにもしかして俺様寂しかったのと佐助は思わず赤面した。
【お題:もしかして寂しかったの?】
⑧戦国
二人の出会いを聞いても幸村は特にと首を傾げるだけ。
運命の出会いは二人の秘密かと慶次が笑うと幸村はそうではないと首を振り、他と同じく普通に出会っただけだと。
「ただ共に苦しみ、喜び、過ごした時間が佐助を誰より大切な存在にしたのです」
思わぬ熱弁に慶次は舌を巻き赤面する隣の忍を小突いた。
「運命の人」とは突然出会うわけではない 相手を大切にしながら過ごした時間が 少しずつ相手を「運命の人」にしていく
(星の王子さま)
6/29は星の王子様の日と言う事で。 本日お誕生日のみなみ様へ。
⑨戦国
主を訪ねた風来坊。
待つ間の暇潰しに恋を語り揃いの物を持つのは恋仲の醍醐味だと佐助に向かい高らかに謳う。
佐助が思い浮かべたのは幸村から授かった…
「南蛮の生涯を誓う指貫とかいいよねぇ」
旦那からの六文銭は生涯所か黄泉の国までの約束だよと心内で自慢しつつ佐助は懐に隠したそれを握り締めた。
【お題:こっそりおそろいのアクセサリーを身につけている佐幸】
⑩戦国
佐助の寝顔は真田忍すら見た事がなく見られるのは恋人である幸村の特権だ。
少し幼く見えるそれを心行くまで堪能した幸村は満足気に鼻を鳴らし己も眠りにつくべく懐に潜り込み目を閉じる。
程なく響く寝息を聞いて目を開いた佐助は笑みを浮かべたままの幸村に苦笑し己もまた幸村の寝顔を飽くまで眺めた。
【お題:寝顔を見つめて満足そうな佐幸】
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プロフィール
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早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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