愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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夏ですね――――!!!
暑いですが高校野球に夏の陣と、夏は萌え所満載です!!
ログは124個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
※何でも許せる方向け。
【140字集(124)】
①戦国
昔猿を屠る己もまた猿の顔をしていた。
しかし唯一人に見える幸村がその己を髪が夕陽だ目が翡翠だと誉めるから。
不思議とその通りの人の姿に見える様になったのだ。その彼を失って。
仇の敵を殺し回る己は再び獣に成り果てたが、あの人が見てくれないなら人の姿などいらないのだと佐助は獣の顔で笑った。
そんな姿を幸村が見たら悲しむぞ、だなんて…なんて的外れな台詞だろう…
【お題:あの人が私を見てくれないなら】
②学バサ
先輩なのに傅く様に世話を焼く。
佐助との関係を問われた幸村は言葉に窮した。
先輩で幼馴染みで家族とも呼べる存在。
傍にいるのが当たり前過ぎて考えた事もなかったが改めて思えば佐助がどれ程特別かと想いが溢れる。
唐突に想いを自覚した幸村は答えを返せなかったが級友達は真っ赤な顔に全てを察した。
その日佐助がいつも通りお昼にお弁当を持って迎えに来たら真っ赤な幸村と生温かな周りの視線に出迎えられて「???」ってなる。
【お題:いつから僕は君を】
③戦国
「ハニーが大切で仕方ないってか?」
恋仲となり甘やかしが増した佐助に政宗が言った。
ハニーとは南蛮で恋人を呼ぶ可愛い人的な言葉らしいが。
「佐助!敵将を討ち取ったぞ!」
嬉しい事があると佐助に一番に報せに来る。
血塗れの首を振り回す姿すら。
「確かに可愛いわ」
佐助が返すと政宗が溜息を吐いた。
茶化しと遠回しにウザイと苦情を告げたらノロケが返ってきた政宗様。竜虎同盟中の様子。
【お題:マイハニーはグロテスク】
④戦国
ここ暫く多忙を極めた佐助が特別恩賞を求めてきた。
確かに佐助の働きはそれに足ると幸村が頷けば希望は幸村との抱擁だと。
「俺様今お金より癒しが欲しいのよね~」
だからと両手を広げ待機の佐助はもしや不在を寂しがった己が甘えたかったのを察していたのかと幸村は苦笑しその恩賞を惜しみ無く与えた。
佐助はお見通し。
【お題:両手を広げてハグを求めている佐幸】
「そりゃ帰った時のあんな嬉しそうな顔みちゃったらねぇ。なのにずっと我慢して主然としちゃってさ…あの人昔っから甘えるのが下手なんだよね~」
「長がそうやって先に甘やかしちゃうからってのもありそうですけどね」
因みに幸村は佐助不在時は警戒心が完全には解けず熟睡が出来ないので目の下にはうっすら隈が出来ていて佐助は甘やかすと同時に休ませようと言う意味合いもあったり。
⑤現代
全く佐助は欲が無い。
食事は幸村の好物を作っては己の分まで分け与え、寝る間も惜しみ世話を焼く。
そんな彼に何か望む物、食べたい物はないのかと尋ねると。
彼は笑って指差す。
幸村の事。
欲しいのも食べたいのも一つだけだと伸し掛かられ。
「頂きます」
欲の最後の一つを幸村は盛大に頂かれたのだった。
慶次「佐助は欲が無いって言うか、全てのベクトルが幸村に向いてるだけだよね」
幸村(もう少し割り振ってくれ…)
【お題:御馳走様でした】
⑥戦国
見事勝利した戦の宴。
しかし最も活躍した佐助は馳走も酒もいらぬと言う。
忍はそう言うのはいいんだよと笑う男を部屋に呼びつけならば何なら欲しいのだと問えば。
そんなの解っているでしょうと。
彼限定の特別恩賞。
「頂きます」
押し掛かる男の餓えた顔に幸村は食い尽くされる予感にヒクと肩を震わせた。
佐助「こんな美味しい恩賞貰えるのに態々宴なんか出てられないでしょ」
幸村「お前、もしや態とか!」
【お題:御馳走様でした】
⑤と同題、同構成で戦国Ver。
⑦戦国
「そんな怖がらないでよ」
褥で向かい合う幸村にそんな無茶を言った。
色事が苦手な彼が初めての、しかも男相手に怯えぬ訳がないのに。
その意趣返しだろうか。
いざその時に本当に己などが彼を手に入れていいのかと躊躇う己に。
「そんな怖がるな」
苦笑し手を伸ばす幸村に佐助は無茶を言うなと泣き笑った。
【お題:怖がらないで】
⑧戦国
忍は主の命に従う生き物とこれまで選択の余地なく己に付き従ってくれた佐助。
せめて最後くらいは選ばせてやりたいと。
俺に付き合わずとも良いのだぞと幸村は生きる道を選択肢として与えてみたが、彼はただ笑うだけで。
「それ…選択肢にならないでしょ」
迷う事なく取られた手に気付けば涙が溢れていた。
大阪。二人で過ごす最期の夜…
【お題:最後くらい迷わせて】
「選ばせてくれるって言うならさぁ…例えば、旦那からしてくれるか俺様からするかどっちがいいか~とかさぁ…」(※接吻の話)
「ははは破廉恥ぃぃい!!」
更にその後プレイの選択を迫った佐助は破廉恥の拳を食らう。
⑨戦国
人払いした閨で両手を縛られ動くなと命じられた。
そうして馬乗りになり服を剥ぐ主をらしくないと止めれば。
「好きだと言うても忍だからと受け入れぬ!ならば主の俺がお前を手に入れるにはこうするしかないではないか!」
悲痛な叫びに彼の傷を知った佐助は腹を括り縄を解いた手で幸村の背を掻き抱いた。
卑怯な手を使ってでも手に入れたかったと主は言った。けれど本当に卑怯だったのは・・・
【お題:こうするしか、なかった】
⑩戦国
佐助は褥でつい幸村に意地悪をしてしまう。
焦らして卑猥な言葉を言わせたり分身して三人で求めたり。
しかしどんな無茶も幸村は。
「御免ね」
その一言で許してしまうから。
おまけに佐助が悦いなら良いなんて。
そうして甘やかすからつけあがるんだよと愚かな恋人が愛おしく佐助は苦笑しその唇に口付けた。
佐助「まぁ、旦那も嗜虐性あるからな~」
才蔵「黙れ駄犬」
【お題:僕を許す君がいけない】
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プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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