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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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ここ最近の真田丸。
佐助が格好いいやら上杉主従と源ちゃんに萌えるやらで大変ツボです。
もう何度見た事やら・・・

でも次回から豊臣崩壊に向かっていくようなのでまた不安になってます。
 
 
 

そんな真田丸の感想を叫んでいるツイッターで続けている140字 ログは45個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㊺】








①現パロ

幸村の恋人は昼になると毎日校門前に現れる。
そうして大学の学食で、或いは中庭、偶に外で、幸村と食事をして職場に戻る。
たかが30分の為に往復1時間。
時間が勿体無いと幸村は思うのだが。
「逆だよ!1日は24時間しかないのに!」
30分も無駄に出来ないと力説され幸村は恥ずかしさに口を噤んだ。



リーマン佐助×大学生幸村。

【お題:24時間 と 昼下がり】



昼に校門に現れるスーツのイケメンは女子の間では有名で、実はそれがちょっと面白くない幸村が止めさせようかなって思って時間が勿体無いって言い出したんだけど、佐助さんの幸村しか見てない発言が恥ずかしいやら嬉しいやらでまあいっかってなったお話。










②戦国・4

戦が終わり戻った陣幕で幸村が突然倒れた時、佐助は全身の血の気が引く思いをした。
駆け寄り手当てを施しながらもそれらは全て無意識で。
触れる指にも感覚は無かった。
目を覚ました幸村が苦笑し震える指先を握るのに、その手の平を温かいと感じて初めて、佐助は己の手が冷え切っていた事に気が付いた。



「何だ…お前の方が死にそうな顔をしておるではないか…」

ちょこっと4設定の二人。
【お題:冷えきった指先】










③現代
 
幸村と出会う前の佐助はヘビースモーカーだったらしい。
今は受動喫煙を気にして止めたらしいが、仕事が忙しくなるとこっそり吸っている事を幸村は知っていた。
今日も苦い口付けに喫煙を悟った幸村は。
「煙草と俺の口付けどちらか選べ」
隠したライターを抜き取り脅すと以来佐助の喫煙はピタリと止んだ。
 


その内忙しくなくてもちゅっちゅしだす佐助さん。

【お題:煙草の火 と  選択肢】











④現代・転生
 
二人の再会は都内駅前の交差点だった。
滅多に行かないその駅で、同じく偶々買い物に来ていた佐助に肩を掴まれた。
お互い良くも知らない場所でよく見つけたものだと忍の目に感心すると。
「だってあんたの周りだけキラキラ光ってんだもの」
何だか酷く恥ずかしい事を言われた気がして幸村は言葉を失った。



【お題:みつけた日、きみは星屑のように】










⑤現代・転生

過去に散々炎で敵を屠った己であるが、今思えば惨い事をしていたものだ。
たかが煙草の火一つ、当てられただけでこの様に痛むのだ。
丸ごと焼かれる苦痛は如何ばかりであったろう。
対して閉じ込められた物置の包む闇は心地好い。
やはり佐助は優しかったのだなと幸村は口を綻ばせ柔らかな闇に身を浸した。



どっちも虐待なのに感覚がおかしい旦那。
いつか佐助さんがその闇を破って旦那を引き取りにやってくる。

『お題:煙草の火 と 柔らかな】












⑥戦国

大阪に発つ夜、幸村は貰った金を臣下達に渡し真田隊の解散を言い渡した。
勝ち目の薄い戦。
皆を道連れには出来ぬし金もあの世には不要だからだ。
残したのは六文のみ。
のつもりだったが。
「俺様も置いてく気?」
忍は道具。
主に心を捧げた刃。
守刀くらい持って行けと笑う佐助に幸村は歯を食い縛り頷いた。



長ばっかりずるい!って皆結局ついてくる。

九度山にて。
【お題:そのくらいなら、持っていくのを許してくれる?】











⑦現代・転生

現世で再会した自分達は只の他人だった。
主従の繋がりもなく果たして傍にいていいのかと確証が持てず不安でいると、そんな己に幸村は。
「此で何のしがらみもない。己の意思で俺から離れられぬ様、一生かけて口説き落としてやる故覚悟せよ佐助!」
高らかに宣言。
この人には一生敵わないと佐助は笑った。



前世でだって自分の意思で傍にいたのにね。
お題:一生かけて、口説き落としてあげるから】










⑧現代
 
試験前の勉強会で幸村が転寝をしていた。
直前政宗に大事なものにはマーカーを引けとさんざ絞られていた為か手にはそれを握り締めたまま。
休憩も終わり佐助が揺り起こすと幸村はぼんやり目を開き。
「大事なものに…」
佐助の顔に線を三本。
にへと笑いまた眠ってしまった幸村に佐助は赤面したまま蹲った。



手にしていたマーカーは緑色。

『お題:君にマーカー】











⑨戦国
 
夕刻の境内。
花のやうなる秀頼様をと童達が謡い遊ぶ。
それを微笑まし気に眺めていた青年がある一節で。
「皆そこは加護島ではなく奥しゅ…」
「はーい、もう申の刻だよ~」
訂正は新たな声に遮られ童達は三々五々へ。
残った二人は何馬鹿正直に否しかし嘘はと言い争い乍らもその顔には笑みが浮かんでいた。



薩摩の他に奥州落ち延び説もあると聞き。

【お題:昔々、あるところに】










⑩不明
 
初めての夜、嫌なら言ってと佐助は繰り返しそう言った。
普段の自信家な態度が嘘の様。
不安気に頻りに此方を伺っては大丈夫か嫌じゃないかと尋ねてきた。
「痛くない?気持ち悪かったりは…」
一体心配の言葉は幾つあるのか。
杞憂だと言ってやれないのが口惜しい。
あぁ、だって、幸せすぎて声も出せない。



この後、あの佐助がって胸が詰まって泣いちゃう旦那に佐助さんがまた焦ると言う一幕あり。

【お題:声も出せない】
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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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