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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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真田丸、始まりましたね!
1回目予想以上に面白くて1年間楽しみです!



ログはとうとう30個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。





・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㉚】











①不明

政宗にぎゃっぷもえなる言葉を教わった。
何やら普段とは違う姿を見せる事で相手をときめかせるらしい。
言われた時は意味が分からなかったが、普段格好いいばかりの佐助が甘える様に。
「ね、旦那…もう一回」
強請る姿に胸を締め付けられ、これがそうかと幸村は断る事も出来ずに佐助の願いを受け入れた。



威力は抜群だ!

何がもう一回なのかはご想像にお任せで。
【お題:もう一回だけ】










②戦国
 
働き者の忍長に特別恩賞を与える事にした。
しかしいざ尋ねると思い浮かばない様で、考え込んだ末の答えは幸村の膝枕。
欲のない事だと呆れたが。
「て言うかこうしていちゃいちゃする時間が欲しかっただけ」
主を独占するなどこの上ない贅沢だと言われ、言葉と掛かる吐息の擽ったさに幸村は笑いを溢した。



この後お腹にぐりぐり顔擦り付けてからの破廉恥に到る迄が特別恩賞。
【お題:膝枕】











③戦国

幸村に縁談が持ち込まれた。
当然断ったが佐助と恋仲の身としては現実を突き付けられ歯痒く、夜は閨に佐助を呼びつけた。
抱かれずにはいられなかった。
引き止めて欲しいと願った言葉は佐助はくれなかったが想いと共に吐き出した熱を余裕無く舐める仕草に佐助の気持ちを垣間見、幸村は強くしがみついた。



今だけでも全て貴方のものに・・・
【お題:余裕なさげに 舐めとる】










④現代

佐助と幸村は非常にスキンシップが多い。
幸村は何かあれば直ぐに佐助に飛び付くし、佐助もよく幸村を後ろから抱えている。
微笑ましくて俺もと慶次は二人に近づいたのだが。
2歩程手前。
距離にして約90センチ。
突如振り返り構える様に距離を取られ、慶次は示された心の距離に一人涙を流したのだった。



半~径~85~センチが~この手~の~と~どく距離~♪
お題:君と僕との境界線】










⑤現代・転生

輪廻を信じた主は自ら命を絶つとそれが叶わぬと知るや死の間際に命を下した。
後世に俺の武勇を伝えよと。
聞けば後を追えぬと知った上で。
何て酷い。
来世で褒めてやろう。
その約束だけを拠り所に生き抜き、そして今。
「然と生きたか」
ようやったと再会した主に頭を撫でられ人目も憚らずに縋って泣いた。



「しかし、お前・・・少々広めすぎではないか?」

大河にまでなってしまったぞと主の困り顔に溜飲を下げた元忍。
【お題:遠い日の約束】











⑥現代

皆での旅行。
大部屋で寝仕度をしていると幸村が一組だけ布団を部屋の端に敷いた。
聞くと佐助は他人の気配が近くにあると眠れないらしい。
とまあそこまでは理解出来るが幸村が腕枕をしてやる理由は何なのだ。
「某は抱き枕の様なもの故」
真剣な様子でお静かにと窘められ、周囲は馬鹿馬鹿しさに散開した。



「それで寝てるならまだ可愛げもあるが、しっかり起きてるじゃねぇかあの野郎」

でも幸村は本気。
【お題:真剣に うでまくら】










⑦現代・転生
 
現代で再会したその男はいつもへらりと笑っていた。
女はそれを優しげと言うが何処がと思う。
あんなのただ薄気味悪いだけだ。
あれが笑顔を見せる唯一人。
さっさと出てこいと願った末漸く嘗ての好敵手を見つけると、男は更に崩れた汚い笑みを浮かべたが下手糞な作り笑いよりは余程マシだと政宗は思った。



「泣くな馬鹿者・・・政宗殿、忝ない」

【お題:うまく笑えてないのは自覚してる】










⑧現代・転生
 
生まれ変わった世は平和で護衛など必要なくなった。
存在意義を失い途方にくれる佐助に嘗ての主は凛と一喝。
「好きだから一緒にいたいではいかんのか!」
そう言い乍ら己の方が主としてお前を繋ぎ止める事が出来ぬと縋る指は細かく震えて。
佐助は愛しさに主ではない只の大切な存在を腕の中に閉じ込めた。



理由なんていらない。
【お題:だから、一緒にいたい】











⑨戦国・死ネタ
 
疾く戻れ。
来年も共に桜を。
何度願っても佐助は決して約束してくれなかった。
忍は出来ない約束はしないのだと。
しかし今際の際。
血塗れの手を取り。
「主従は三世…来世でも共に在れ」
言うと忍は嬉し気に。
「うん、約束…」
自ら小指を差し出すから。
それに絡めてしっかりと、初めて二人で指切りをした。



 来世の前に河の畔で再会しそう。
【お題:嬉しげに 指切り】










⑩不明
 
佐助はいつも余裕気で、急な抱擁も接吻も自分ばかりが振り回されている。
今も突然抱き締められ、慌てた末にそう不満を溢すと佐助は自分も余裕が無い時はあると言う。
「寧ろあんたにしか見せて無いんだけどね」
その自分が見た事がないと言うのに。
この嘘つきめと幸村は唇を尖らせ茜色の髪を強く引いた。



佐助さんの余裕が無い時は幸村はもっと余裕が無いので気付けないと言うオチ。
【お題:余裕がなくてごめんね】





 
 
 
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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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