愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最近また皇をプレイし始めました。
まだ終わってなかったのかよと言う突っ込みはさておき。
烏城コンビが可愛くていいなと思いました。
佐幸(武田)はもう別枠でw
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集㉔】
①戦国
遠い昔幸村が言った。
腕一本、髪一房になろうと某の元へ戻って来いと。
忍がそんな約束出来ないと言うと大泣きするから仕方なく形ばかりの指切りをした。
そのあんたが髪一房残して消えるとはなんて皮肉。
これから自分は何処に帰ればいい?
途方に暮れ佐助は文机に手紙と共に残された後ろ髪を握り締めた。
ツイッタで太平の世で自分の仕事は終わったと死に場所を探して消える幸村の話をしてて萌えすぎた結果の幸村失踪話。
【お題:遠い日の約束】
②戦国
幸村が佐助を庇い怪我をした。
忍を庇うな放っておけぬと言い争う二人をある人は恋だねと言って笑っていたが。
「それであんたの腕が不具になったら俺様の腕切ってつけるから」
物騒な言葉にも嬉しそうに笑んだ主の態度に、それを見ていた真田忍は恋なんて甘い言葉はこの二人には似合わないと心底思った。
【お題:それは恋なんてものじゃなかった】
③不明
幸村は根っからの奥手で恋仲の佐助にもそれらしい事をしたいとは中々言い出せないらしいのだが、その替わりに彼なりの合図がある事に佐助は最近気が付いた。
座っている佐助の髪を軽く引くのもその一つだ。
赤い顔を隠す様に俯き髪を引く幸村に佐助は顔が緩むのを堪えきれず、笑ってその頬に手を添えた。
「あのちゅーの合図何なのもう超可愛いんですけど!」
「その締まりのない顔を周囲に晒すな」
ノロケ話に周りはウンザリ。
【お題:照れながら 髪を引っぱる】
④戦国
手当てを終えた佐助はむっつりと口を噤み此方を見てくれなかった。
信玄の命で極秘の奇襲部隊として動いた幸村だが、今回は佐助にも知らされていなかったのを拗ねているのだ。
仕方のない男だ。
だが幸村を心配しての事と思えば愛しさも湧く。
「佐助…許せ?」
幸村は苦笑して愛しい横顔を指先でつついた。
「俺様が傍にいれば、こんな怪我させなかったのに…」
「お前がそうして気を散らさぬ様にお館様も黙っていたのだろう」
【お題:愛しい横顔】
⑤不明
佐助は普段言葉にせずとも幸村の望みを察し叶えてくれる。
長い付き合いの賜物かそれは外れた事がない。
しかしそれが褥になると途端に察しが悪くなるのは何なのか。
「佐助!」
袖を引き、名を呼んでも素知らぬ顔で。
「何、旦那?」
身の甘苦しさを口にするまで動かぬ佐助に幸村は浮かぶ涙を必死に堪えた。
「お、お前っ…分かっておるのだろう!?」
「えぇ?何の事~?」
【お題:言ってくれなきゃわからない】
⑥現代
佐助手製のおやつを食べながら佐助の料理が如何に美味いかを幸村が力説したところ、対抗意識を燃やした政宗が翌日自分も何やら菓子を作ってきた。
どうだと一つ摘まんで見せるのでいつもの佐助との癖でついパクリ。
そのまま指にまで食い付くと政宗ととんできた佐助にまで何をしているのかと怒鳴られた。
「そう言うのは俺様にしかしちゃダメだって言ったでしょ!」
「す、すまぬ…つい…」
「いや、お前にもさせてんな猿」
【お題:うっかり 指をはむ】
⑦戦国
忍屋敷の庭には椿の木が一本ある。
余りの殺風景に情緒が無いと幸村が植えた。
幸村が足繁く通い、水を遣り、咲かせた花は佐助も綺麗だと素直に思う。
それを待ちわびる思いも。
しかし水をやるのは幸村の役割なので彼がいなくなればこの木はやがて枯れるだろう。
その時枯れるのはきっと花ばかりではない。
実際には一度育った木はそう簡単には枯れないけれど、それを認められない佐助さん。
【お題:この花が枯れたとき、】
⑧戦国
酔った佐助に告白された。
普段は職業柄佐助が酔う事は無いが、その日は幸村と二人で気が抜けたのか手元が覚束無い程だった。
そしてそろそろお開きにしようと立ち上がったら引き倒されて冒頭だ。
「ずっと、あんただけが…」
言い残して眠ってしまった薄情な男にそれは素面の時に言えと幸村は頭を叩いた。
「忘れてなどやらぬぞ…馬鹿者…」
【お題:酔いつぶれた君と素面の僕】
⑨現代
幼い頃に佐助があげた狐のぬいぐるみを幸村は今でも大事にしてくれている。
大変有り難い事ではあるが、それを抱いて眠る姿を見ると佐助としては複雑だ。
今日もその光景を見下ろし眉をひそめた佐助は幸村が寝ている隙にそれを取り上げると、むずがる様に手を伸ばしたその位置に自らの体を滑り込ませた。
「俺様を放ってぬいぐるみなんて抱いてないでよ!」
心が狭い佐助さん。
【お題:内緒で 布団から引きずり出す】
⑩不明
佐助は行為の際に首筋をしつこく愛撫する。
撫でて口付けて舐めて咬んで。
何故首ばかりと尋ねても苦笑するだけで答えてはくれなかったが、先日キスの意味を知って合点がいった。
首筋へのキスの意味は…
知ってしまえば悔しくて、お前ばかりと思うなと幸村は縋りついた佐助の首筋に己もこっそり口付けた。
首筋へのキスの意味は――「執着」。
【お題:さりげなく 首筋にキス】
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
P R