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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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そろそろ止めよう!
と思った所で嬉しい言葉を頂いてしまって結局続いております23個目。

見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。











・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集㉓】












①不明

ある夜、本当は女性の方がいいのだろうと幸村が言った。俺には何もして来ぬしと。拗ねる様子は可愛いが、初心な幸村を相手に必死に堪えている佐助としてはこの野郎と言う思いも湧く。いっそ俺様の思いの丈を無理矢理にでも教えてやろうかと内心思いながら、佐助は誤解を解くべく幸村を宥めるのだった。



幸村の言う「手を出す」は接吻や抱き締める止まりで、佐助さんは手出したら止められないから必死に堪えてる。
【お題:いっそ無理やりにでも】










②戦国
 
幸村が変だ。
戦では助けなどいらぬと言い日常ではお前が居らずとも寂しくなどないと言う。
すわ遅い反抗期かと衝撃を受けたが問い詰めてみればそうではなく、どうやらかすがの真似だった様だ。
「お前はこう言う方が好きなのかと」
好みに近付きたかったとイジらしい台詞に佐助は堪らず幸村を抱き締めた。



「旦那はやっぱりこっちの方がいいよ~。あ~…でも知ってればああ言うのもたまにはいいかも!もっかい言ってみて!」

【お題:可愛くない台詞】











③現代

幸村と佐助が交際を始めて約半年。
未だキスもしていないと聞き元親は耳を疑った。
今までの彼女は早ければ付き合ったその日に手を出していた佐助が。
信じられない。
しかし、ある日下校中の二人を見かけると控え目に指先だけを絡ませたその顔が余りに幸せそうで。元親は何も言わずそっとその場を離れた。



「人間変われば変わるもんだな~」
「猿のニヤけ顔が腹立つな…」

【お題:手を握る】










④戦国

二人の関係を内緒にしようと言ったのは佐助だ。
忍と恋仲など外聞が悪すぎる。
しかしいざとなると自分の方が言いたくて堪らない。
幸村にベタベタする輩にその人に触るなと言いたい。
鍛練後の諸肌姿を見る輩に厭らしい目で見るなと言いたい。
恋って厄介だと俯く忍は今日も無言で殺気を撒き散らしていた。



「いや、あんたただ漏れだから」(by忍隊)

【お題:秘め事】











⑤戦国・3設定

幸村が総大将を担ってからと言うもの佐助が閨を訪れる頻度が増えた気がする。
そしてその時の佐助は昼の態度が嘘の様に幸村に甘い。甘えてしまう。
許されていると錯覚してしまうから止めて欲しいのに。
「ほら大将、我慢しなくていいよ」
優しく指先で促され、幸村はもどかしい思いを熱と共に吐き出した。



3設定の佐幸。
【お題:我慢しないでいいよ】










⑥戦国

言い付けを破ったのは悪かったと思う。
一人で外を出歩かない。
しかし常ならば破っても呆れ混じりに窘められる程度なのに、何故今回ばかり。
お仕置きだよと不機嫌そうに。
流石に国外はまずかったかと考える幸村はその仕置きである手を縛ると言う行為が佐助の独占欲の表れである事に気づいていなかった。



行き先は言わずもがな北の方。
【お題:不機嫌に 両手首を縛る】











⑦戦国

幸村の初心さを気にかけ慶次はよく幸村に恋の素晴らしさを説きに来る。
「幸村、このままじゃ一生独身だよ?」
それはともかく一生童…否、経験無しに。
それは流石に男としてどうだ。
言うと幸村は真顔で一言。
「佐助がおります故問題ござらん」
色んな意味で凄い発言に慶次は息を飲み忍は屋根から落ちた。



佐「ちょっと待って旦那!それだと何か俺様がされる側みたいじゃない!?違うから!俺様いたって旦那は童・・・」
慶「あんたも結構爆弾発言かますね」

【お題:真面目な顔で爆弾発言】










⑧戦国

忍だからと直ぐに諦めようとする佐助の態度が幸村は好きではなかった。
「男ならば追い掛けて追いかけて捕まえてみせるくらいの意気込みを見せぬか!」
言うと佐助はニヤリと獰猛な笑みを浮かべ。
「その台詞後悔するぜ?」
忍の足を舐めるなよと壁際に追い詰められ、幸村は既に退路を失った事に気付いた。



「俺様凄く面倒な奴だから折角逃がしてやろうと思ったのになぁ」

【お題:愛する貴方へ宣戦布告】











⑨現代

冬の朝はどうしても行動が鈍くなる。
布団から出るのが嫌であの温かい空間で二度寝に興じる、或いはぐだぐだと何をするでもなく過ごす時間は至福の一言に尽きる。
腕の中に愛しい人を抱いていれば尚更。
むぅと寝惚け唸って擦り寄る幸村を隙間を無くす様に抱き締め直して佐助は幸せを噛み締めたのだった。



致した翌朝なら更に幸せ。
【お題:ああ、幸せ】










⑩現代

冬は朝が辛い布団の中が幸せだと皆は言うが、元々体温が高く更に己を鍛えるのが好きな幸村は余りそう感じた事はなかった。
しかし寒がりの佐助が冬は一分の隙間も許さない程に抱き締めてきて満足そうに笑うから。
幸村も思わず楽しくなって、幸せな気持ちで抱きつき返し至福の時間を満喫した。



⑨の幸村視点。
【お題:楽しそうに 身体を密着】



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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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