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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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小ネタ19個目!
もうすぐ200個~・・・(2回目)





見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集⑲】








①現代

皆の前の幸村はいつも背を伸ばししゃんとしている。
しかし佐助の前ではくにゃりと力を抜いて寛ぐ猫の様な有り様だ。
佐助に凭れリビングで転寝をし、寝るなら部屋に行けと促しても首を振る。
眠たげな彼の姿が自分だけのものと思うと愛しくて、佐助は愚図る幸村の額に触れるだけの口付けを落とした。



「じゃあ俺様も寝るから、ね?」
「ならば…いく…」

【お題:寝ぼけまなこの君】










②現代・女幸
 
服はジャージ。
化粧はしない。
そんな幸村は男女と呼ばれていて佐助は腸が煮えくり返りそうだった。
そんな中文化祭で喫茶店をやると言うので裏方でいいと言う幸村を説き伏せメイドの様な制服で着飾った所大反響。
掌返しで言い寄る男共から逃げる様に駆け寄られた佐助は羨望の視線に様見ろと舌を出した。



シンデレラな女幸ちゃんは正義…
【お題:「ざまぁみろ」】











③戦国
 
昔女に簪を贈った佐助は髪に差して綺麗だよと笑いながら何故か幸村を思い出し、彼ならきっと真顔でつけるんだろうなと思った。
そして今最後の戦に赴く折、幸村から贈り物を貰ったので試しにつけてよと強請ってみると、案の定真剣に己の首に六文を掛けようとするから。
佐助はやっぱりなと言って笑った。



最初で最後の贈り物。

佐助さんの方は情報収集で相手に取り入る為のお仕事の一環です。
【お題:真顔で アクセサリーをつけてやる。】










④戦国・皇ネタ

本当は言いたい事は山程ある。
どれだけ心配したと思ってるんだとか無茶しすぎなんだとか。
けど幸村は卑怯だ。
「お前が待っていると思うと生きて戻らねばと強く思うのだ」
そう言われたら何も言えなくなってしまう。
宙に昇る蒼紅の光を見た時は本当に肝が冷えたけど、戻ったあんたがそうやって笑うから。



「戻ったぞ、佐助!」
「おかえり、大将」

それしか言えない。
お題:ほらまたそうやって笑うから、何も言えなくなる】










⑤戦国

謙譲は幸村の美徳だが自己評価が低すぎるのはどうにかならないかと佐助は考える。
誰それの方が良い領主だの、お前の力を引き出せただろうだの。
何と言われようと俺様はあんた以外の下につく気はないよと、示す為に足を取り徐に口づける。
そのまま視線を合わせてニヤリと笑えば幸村は真っ赤になった。



「足の爪先への口づけは崇拝、甲は隷属。あの人が知る訳ないけれど、恥ずかしさでそれどころじゃなくなったみたいだからまぁいいか」

【お題:おもむろに 足にキス。】










⑥戦国
 
長は幸村様を猫可愛がりしてますよねと、部下の誰かが佐助に言った。
二人の仲睦まじさに当てられたのだろう。
しかし聞いた忍長は事もな気に。
「猫可愛がりって、盲目的って意味合いでしょ?でも旦那が可愛いのは事実だから」
だからこれは猫可愛がりではないと言い切る長に、皆は揃って溜め息を吐いた。
 


長の幸村様好きはもう末期。
【お題:猫可愛がり】











⑦不明

いつも力強い幸村の声。
それが褥では途端に弱々しく変わる。
佐助佐助とまるで助けを請う様に。
それがどれだけ己を揺さぶるか。
きっと幸村は気付いてない。
「そんな、声で…呼ばないでよ…っ」
言っても幸村は呼ぶのを一向に止めないので。
「佐助ぇ…」
これ以上は堪らないと佐助は己の唇でそれを塞いだ。



お題:そんな声で呼ばないで】










⑧現代

幸村がアクセサリーの類を好まない事は知っている。
しかし佐助としては自分の知らぬ所でいつ幸村が女共の毒牙にかかりやしないか心配でならないのだ。
虫除けに指輪をと願うのは仕方あるまい。
渋る幸村に最終手段。
「指輪が嫌なら首筋に毎日キスマークつけるよ」
言うと幸村は素直に指輪を嵌めてくれた。



「は、破廉恥…!」
「俺様はどっちでもいいけどね~」

【お題:強引に 指輪をはめる】










⑨現代

平日はキスマークをつけるなと幸村に言われた。
着替えの時に困るらしい。
そこで休みの前は望むままにと条件をつけた上で佐助は了承した。
そして休みの前夜。
さぁつけさせて貰うよと佐助は両足を抱え上げる。
「首では無いのか!?」
慌てる幸村に場所の指定は受けていないと佐助は望むまま唇を這わせた。



【お題:楽しそうに キスマークをつける】












⑩現代
 
そもそもは見える所に痕をつけるのを止めろと言う話だった。
それが替わりに休みの前は好きにさせる事になり。
仕方なく了承したが普通は同じ首にと思うだろう。
なのにいきなり足を抱え上げられ。
はめられたと気付いても後の祭。
楽し気な男に押し倒され足の付け根に吸い付かれ、幸村は悲鳴を噛み殺した。



昨日の続きの幸村視点。
この後旦那は「そんな所は元々見えぬであろう!」とか墓穴を掘って平日もつけられる様になっちゃう筈。
【お題:楽しそうに 押し倒す】

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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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