愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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小ネタ20個目!
とうとう200個です!
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集⑳】
①不明
散々お預けを食らってきた。
だから今日こそは泣いても喚いても最後までしてやると佐助は心に決めていた。
しかし。
「さ、佐助…」
「何?今日は止めてあげないよ」
「しかし…」
やはり怖いと震える手で縋りつかれ、涙目の上目遣いに結局佐助は決意を挫かれ脱力しながら仕方なく口付けだけを送るに止めた。
「だからさぁ~旦那のあれは反則なんだって~・・・」
【お題:上目遣いの反則】
②戦国・3~4設定
佐助の主は全力で生きる人だからこんな事は望まないと知っている。
しかし師の突然の病で本来の力も奮えぬまま果てるはあんまりではないか。
そんな時帝が囁いた。
時を戻しもう一度乱世をと。
佐助は帝に尋ねる。
「何をすればいい?」
それがこの世の理に背くとしても貴方が幸せな世界を作る為なら、俺は…
【お題:物語をもう一度】
③佐女幸・妊娠
たった一度の過ちだった。
「…子供?」
尋ねると幸村が頷く。
その瞬間の佐助の絶望感たるや。
大切だった。
幸せになってほしかった。
なのにこんな男の子を身籠るなんて。
悔いて踞る佐助に幸村の鉄が唸る。
「人の幸せを勝手に間違いにするな!」
幸せだと言い切る彼女が眩しく佐助は泣きそうに目を細めた。
「もういい!そんなに嫌なら佐助に頼らずとも一人で立派に育てて見せる!」
「わー!違う、違うから!せめて責任くらい取らさせて~!!」
【お題:間違えて触れてしまった】
④不明
幸村が己を好いてくれている事は嬉しかったし自分も幸村が好きだった。
しかし想いを交わす事は望んでなかった。
「俺様となんて旦那が不幸になるだけだ」
言うと幸村はそんな事はどうでもいいと切り捨てる。
「俺がお前をこの手で幸せにしたいのだ!」
何とも男前な発言に佐助は全面降伏するしかなかった。
佐幸で書いてたけど佐女幸にしても美味しい・・・
【お題:僕が、君を幸せにしたい】
⑤戦国
天狐に扮して幸村と試合う。
普段単純な幸村に負ける事は少ないがその日は妙に鬼気迫りさしもの佐助も気合い負けした。
理由は試合前の佐助の発言。
余りに誉める幸村に佐助より役に立つかもよなんて言ったから。
「某に負ける様では佐助には到底及びませぬぞ!」
息を切らせた得意顔に佐助は白旗を上げた。
「前言撤回。日常では負け続きなの忘れてたわ…」
【お題:はいはい、降参降参】
「確かに天孤殿は見識も深く忍としてもかなりの手練れとお見受け致すが、佐助は忍の中の忍、否、日の本一の忍でして…」
「わーわー!分かったからこれ以上黒星つけさせないでー!」
怒濤の誉め殺し攻撃に佐助のライフはもう0よ!
⑥現代
最近妙に佐助に絡む女がいて、佐助に気があるのだと皆は言う。
しかし佐助にすれば彼女の目的は明白だ。
モテるが本人が異性を寄せ付けない幼馴染みの幸村だ。
良かったら食べてと渡された手作りマフィン。
佐助が甘い物を好まないと知っていて。
有難うと笑って受け取りながら佐助は裏でそれを踏み潰した。
ん?これ?うっかり落とした所を踏んじゃった。あぁ、でも旦那には俺様がちゃんと新しく作ってあげるから大丈夫だよ。
【お題:わざとらしく 踏む】
⑦不明
政宗と対する幸村は瞳を輝かせ、それは佐助が見る事が出来ない顔だ。
政宗はこれ見よがしに自慢するが佐助にも自分だけの幸村はある。
例えば情事の後の気怠げな様子。
眠い目を擦りながら後始末をする佐助に身を委ねる。
そんな姿は政宗は決して見られない。
どうだと自慢し返すと真っ赤な幸村に殴られた。
「何で俺様だけ殴るのさ!?」
「馬鹿者!発言を考えぬか!」
【お題:寝ぼけまなこの君】
⑧獣パロ
獣には縄張り意識があるが幸村も佐助が帰ると真っ先に匂いの確認をする。
いつもと違う匂いをさせればチェックは念入りになり他の獣の匂いなどさせようものなら噛み付いて制裁だ。
痛いが自ら纏わりついてくる状況が嬉しくて、つい今日も寄り道をして帰宅する佐助であった。
ツイッタでお世話になっているいろ様の素敵イラストを参考に、お誕生日に捧げました。
【お題:軽く 臭いを嗅ぐ】
⑨不明
佐助はいつも余裕気だった。
自分ばかり振り回されているのだと。
けれど褥を共にする様になってそれが思い違いだったと身をもって知った。
覆い被さり上から押さえ付ける佐助の手の力強さ。
時には痣が出来る程。
その必死さが嬉しくて、幸村は朝日の中手首についた赤黒い手形を見つめ愛おし気に口付けた。
翌朝自己嫌悪する忍を見るのも実はちょっと嬉しい幸村。
本当は気にする必要などないのだけれど。
【お題:余裕なさげに 手首をつかむ】
⑩戦国
大谷と佐助は茶飲み仲間だ。
策略家相手に警戒は怠らないが手のかかる大将を持つ者同士二人は色々話が合った。
幸村と三成は何処か似ていて純粋過ぎて愚かしい。
その尻拭いは大変だが結局結論は同じで。
「バカな子程可愛い」
仕方ないと溜め息をつきつつも満更でもなさ気に苦労話を続ける二人であった。
「この間は忍を貶されたなんて理由で揉めてさ」
「三成もよ。病が移るの言葉に刀など抜きよった」
「大将が火種作ったら拙いってちょっと考えれば分かるでしょうに」
「同感よ」
ほんと、仕様のない人・・・
【お題:うちの子可愛い】
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プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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