愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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小ネタ11個め!
とうとう100個を突破しました(笑)
今日は佐幸プチに一般参加してまいりました!!
楽しかったー!!!
主催者の皆様、素敵なお祭りを本当に有難うございました!!
以下いつも通りの小ネタです。
見易さの為に改行等の手を若干加えてます。
戦国、現代混在してますのでご注意。
・佐幸
・戦国、現代、女体化など混在
【140字集⑪】
①戦国
佐助の前で幸村はいつまでも甘えたな子供の様だが、そんな彼も人前では一丁前に主然としてみせる。
今も佐助が任務で大怪我を負うと傍に付き添い、目覚めると瞳を潤ませていたのに、侍女が声を掛けると慌てて涙を拭い取り繕う。
「うむ、入れ」
その差がおかしくて吹き出すとじろりと主にねめつけられた。
「何だ…」
「いいえ~。何にも?旦那も立派になったなって。」
「茶化しおって…」
【お題:思わず吹き出す】
②戦国
佐助の主は普段は可愛らしい癖に時々妙に男前だ。
忍なんて塵芥、風に吹かれて消え去るものよ。
そう一般論を言ったなら。
「お前らの命はこの幸村のもの。風になどくれてやらぬぞ」
そんな無駄に男前な発言を恥ずかしげもなく!
此方の方が照れてしまって。
「旦那の馬鹿!」
捨て台詞を残して逃げ出した。
「でも好き!」
「何なのだ…」
【お題:捨てぜりふ】
③戦国
根っからの武人である幸村が好敵手の政宗に固執するのは仕方ない。
血の滾る戦いと言うそれは己は与えてやれないものだ。
しかし、だからと言って政宗に怪我を負わされた幸村を心穏やかに見ている事も出来なくて。
佐助は褥に横たわる主の傷口にそっと口付けその傷痕を舐めた。
幸村に気付かれない様にと。
自分が与えてやれない幸村が一番望むものを政宗が与えられると言う点も、佐助が政宗を毛嫌う一つの要因だといい。
――って前にムジ様と話してて萌えました。
【お題:内緒で 傷口を舐める。】
④不明
幸村は力が強い。
全力ならば窒息しかねない程だ。
しかしその苦しさも心地よく感じる瞬間がある。
佐助佐助と幸村が必死に己を呼ぶ。
「もう、出そう?」
聞くと夢中で頷いて。
「一緒にね」
共に果てる、その瞬間。
加減をする余裕もなく全力で己を引き寄せる腕。
今なら締め殺されても本望だと佐助は思った。
幸村は翌朝佐助の腕とか首に痣が出来てるのを見ていつも申し訳なく思うけど、佐助はそれが嬉しいと言う話。
【お題:余裕なさげに 引っぱる】
⑤戦国
主が泣いている。
突然の襲撃。
怖かったのかと思えばそうではなく、佐助が怪我を負った事を嘆いているらしい。
「弁の所為で佐助が…」
主の為なら死すら当たり前とされてきた佐助はこんな時どうしたらいいか分からない。
人を殺す術は数多に知っていても幼子の慰め方など知らずに佐助はただ途方にくれた。
「なに、簡単だ。ただ抱き締めてやればいい」(by昌幸パパ)
まだ色々慣れてない幼少主従。
【お題:なぐさめる】
⑥佐幸←慶
幸村が渡して一番喜ぶのは甘味の類いだ。
だから慶次は訪ねる際は色々な地方の菓子を持って行く。
今回は京の夏菓子だ。
案の定目を輝かせる幸村に慶次の顔も綻ぶが。
「これは…是非佐助にも食べさせてやりたい!」
一つ摘まんで後は残す幸村に、どんな菓子もやはり彼には敵わないかと慶次は苦笑を溢した。
ほんのり慶→幸。
でも二人が幸せそうなのでまぁいいかの慶ちゃん。
【お題:報われないのはわかってたけど】
⑦現代
秋の1が並ぶ日にこのゲームを教わって以来、幸村は件の菓子を買う度佐助にそれを求めた。
この菓子を食べる時にはせねばならぬと慶次殿が、と真っ赤な顔で。
そんな嘘、俺様が見抜けないと思ってるの?
キスしたいなら素直に言えばいいのにと、佐助は苦笑してその菓子より美味しそうな唇に噛み付いた。
「満足した?」
「・・・うむ」
「じゃあ、お菓子は全部食べてどうぞ」
それとも一本一本キスしてあげようか?
【お題:わざとらしく ポッキーゲーム】
⑧戦国
佐助の主は可愛い人だ。
任務で暫く不在が続けば寂しかったのか戻るなり構えとと甘えてくる。
仕方ないなと苦笑して。
両手を広げおいでと誘えば何故か腰を浮かせて膝に座る。
「疲れてるのに、重いであろう?」
変な所を気にするのに笑って、佐助は幸村の体を膝上に抱き上げるとそのままきつく抱き締めた。
姫抱っこすら可能な佐助さんの腕力なら、膝上に横抱きなんて余裕すぎますよね!
【お題:軽く 膝に座る】
⑨現代・転生
平和な現代に生まれた己には驚いた事に両親がいた。
普通の子供と同じ様に大切に育てられ、衣食住に何の不足もなく。
なのにたった一人がいないだけで己の中はこんなにも空っぽだ。
空虚に耐えきれず、ただ貴方を探す日々。
「旦那、何処にいるの?」
まるで迷子の子供の様に、今も欠けた心を探している。
テンプレですが、そんな佐助が旦那を見つけてから生き生きとしだす展開が好きです。
【お題:欠けた愛を探してる】
⑩戦国
政宗との一騎討ちの傷が原因で幸村が発熱した時の佐助の胸中は穏やかではなかった。
態と苦い藥を調合すれば幸村は当然嫌がったが佐助は許さず強行手段に出た。
乱暴に口付け口移しで薬を流し込む。
「あいつの痕跡が残ってるなんて冗談じゃない!」
言うと幸村は目を見開き、それから素直に頷いてくれた。
「何だ、佐助!悋気か!悋気であろう!?」
「うるさい!黙って寝てさっさと治せ!」
【お題:乱暴に 口移し】
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プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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