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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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世間で言うGW!
私は暦通りなので長期休暇とはいきませんが、それでも3連休ではあったのでせっかくだからと近くのホムセンに行って本棚を買ってきて作ってました!
これでいっぱいになった佐幸本棚に更に佐幸本入れられる!

 

自家発電のログは70個めです。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(70)】




①現代・転生

隠し事が苦手な幸村が、唯一口を閉ざすのは佐助との再会の事。
「幼児をいきなり連れて行こうとして猿が不審者にでも間違われたか」
政宗にからかわれても口は開かず。
だって幸村にも独り占めしたいものはある。
公道に構う余裕もなく幼子に縋って泣く姿。
誰にも教えてやるものかと幸村は一人忍び笑った。



【お題:公衆の面前で すがりつく】










②現代

佐助は不眠症と言うやつだ。
しかし医者にはかからず薬も特に飲んでいない。
それが無意味と知っているから。
己の病の主治医も薬も。
「佐助、その顔また寝ておらぬな!?こうなる前に呼べと言うておろう!」
頭を緩く抱かれ眠りに落ちる。
間際に、あぁ彼は主治医などではなく神様だと寝不足の頭で考えた。



幸村がいないと眠れない佐助さん。逆も好き。

【お題:不眠症抑制薬】










③現代

佐助に電話を掛けたら1コールで出た上に凄い勢いでどうしたのかと問いかけられた。
電話が苦手な己が掛けて来るなど余程の事態と思ったらしい。
「迷子になった!?財布落とした!?変質者に会った!?誘拐された!?」
ただ声が聞きたかっただけだなどとはとてもじゃないが言えなかった。



【お題:声が聞きたくて電話をかけている佐幸】










④不明

互いの好きな所を聞いてみたら佐助は幸村の外見ばかり、幸村は佐助の内面ばかりを語る。
「こんな男前捕まえて」
「お前、俺の顔しか見ておらぬのか」
双方不満の様だがその本質は。
「だってあんたならどんな所も好きだし」
「佐助ならばどんな姿でも構わぬ」
これは犬も食わないなと慶次はそっと苦笑した。



【お題:お互いのいいところをほめあっている佐幸】










⑤現代

幸村が壁ドンなるものを慶次に教わっていたらしい。
一体どの女子に披露するつもりだと問い詰めれば腕を引かれて壁際に。
耳元で重い拳のぶつかる音。
「恋仲の者を喜ばせる行為ならお前にしか有り得まい?」
嬉しいかと問われ色々勘違いしているなと思ったが、見上げる顔の男前さに佐助は言葉なく頷いた。



【お題:壁ドンされた方が困っている佐幸】











⑥現代

幸村が慶次と映画の話をしていた。
それは佐助が見たいと言ったもので、約束をしていた訳ではないが、チケットの買い方を楽しげに調べる様子を見れば不貞腐れた気分になった。
しかし後日幸村から週末の予定を聞かれ。
「映画の券を偶々貰ってだな」
差し出されたそれと真赤な顔に佐助は堪らず抱き付いた。



※付き合ってない

【お題:勇気をだしてデートに誘っている佐幸】










⑦現代

ある日幸村に手を出せと言われ、手の平に小さな物を握らされた。
それは駄菓子屋で見る玩具の指輪。
小遣いを貯め三百円のこれを買ったらしい。
「こんやくゆびわはきゅうりょう3か月ぶんなのであろう?」
彼の小遣いは月百円。
三ヶ月もお菓子を我慢したのかと思えば堪らず佐助は幼い婚約者を抱き締めた。



「俺様も給料3か月分の指輪贈らなきゃ・・・」
「子供にとんでもない物渡すな!この高給取り!!」

こっそり最近呟いてる公安助さん設定。

【お題:給料三ヶ月分の、】











⑧現代

髪の色が教師に与える印象はかなり大きい。
佐助は地毛だがいつも絡んでくる生活指導の教員が面倒である日黒に染めて登校した。
すると大喜びの教員の前で。
「あんな綺麗な髪を何て色に染めたのだ馬鹿者ー!」
烈火の如く怒った幼馴染みが教師にまで説教を始め、斯くして佐助の黒髪は一日限りで終了した。



「結構高かったんだけどな~髪染めるの!」
「顔ニヤけてんぞ、猿」

真面目で品行方正な優等生の剣幕は教師にはかなり衝撃だった様で、以降佐助は髪について何か言われる事はなくなったと言う。

【お題:この金髪を黒く染めて、】










⑨戦国

長は主を旦那と呼ぶ。
幾ら言っても名を呼ばぬと主は不満を漏らしていた。
しかし小介は知っている。
主が寝入った枕元で彼が頭を撫で髪を梳き、時に掬った髪に口付けながら名を口にしている事。
「幸村様…」
その声音。
愛しさに勿体無くて呼べないなんてそりゃ言えないよなと小介は呆れてため息をついた。



「聞いてるこっちが恥ずかしいったら」

【お題:好きな人の名前を恋しそうに呼ぶ佐幸】











⑩現代・転生

幸村が地元から離れた地に進学を決めたらしい。
らしいと言うのは情報源が慶次で本人から聞いた訳では無いからだ。
幸村は何も言わない。
己で決めた道を一人進んでしまうのだ。
佐助を振り返りもせず。
と思っていたら。
「お前も行くのだぞ?」
当然の如く言われてしまい、しかしその傍若無人が嬉しかった。



付いていっていいのか自信がない佐助さんと佐助さんが付いてくる事を微塵も疑っていない幸村。幸村は学力とか住む所とか、何より佐助さんが断るとか何も心配してない。

【お題:振り向きもせずに】





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プロフィール
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早和
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非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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