愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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先日コナンの純黒見てからアクロバティックな真田主従が見たくて仕方ありません。
アクション、格好いいですよね・・・
高いビルや観覧車から敵の攻撃を避けつつポンポン跳んでほしい・・・
ログは68個めです。
9個目はお気に入りでいつかちゃんと書きたいです。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集(68)】
①現代・4/1~4/2ネタ3個
年に一度だけ告げられる思いがある。
4月1日、ずっと言いたくて、でも言えない思いを佐助は嘘に紛れて伝える。
「旦那、好きだよ」
毎年の事と知っている幸村は狼狽える事も無く。
「…馬鹿者」
またそんな嘘をと背を向ける。その背を見詰めもう一度、今日だけは許してくれと佐助は同じ言葉を繰り返した。
毎年同じ日に佐助は好きだと告げる。
4月1日、嘘を言っても許される日。
しかし決して真実を告げてはいけない日ではない。
佐助の本心を込めた言葉に気付かぬ程幸村とて佐助の傍にいなかった訳ではない。
「…馬鹿者」
受け止めていいか分からぬ告白が歯痒く、幸村は佐助に背を向けた。
深夜に幸村から電話があった。
こんな時間に珍しいなと電話を取れば昼の告白の答えを言い忘れたと。
嘘を装い告げた思いへの答えは。
「俺もお前を好いておる」
あの告白が嘘でも真でもそれが俺の答えだと。
告げて切られた電話。
呆然と見詰める携帯に表示される時刻は0時を過ぎ、日付は2に変わっていた。
②不明
どちらの方が相手を好きかなんて問いは全くもって意味がない。
何故なら己の勝利を確信する程敗けを認めざるを得ないのだ。
「佐助はいつも余裕ではないか」
故に俺の勝ちだと得意気な幸村の笑みに、俺がどれ程好きかお前は解っておらぬと拗ねた顔に、骨抜きの佐助は今日もまた白旗を上げるしかなかった。
【お題:惚れたほうが負け、とはよくいったもんだ】
③戦国
親しげに振る舞い乍ら貼り付けた笑みで本心を隠す。
かすがは昔佐助を心底気味が悪いと思っていた。
しかし今主命で赴いた道場で可笑しな狐の面を着けた男は。
「かすが殿も天狐殿もお強い!しかし此度はおりませぬが佐助こそ忍の中の忍!」
面で隠して尚容易に想像出来る表情にかすがは心内で忍び笑った。
「耳、赤いぞ」
「止めて、かすがちゃん!見ないで!」
謙信様に言われて武田道場に来たかすがちゃん。
【お題:お願いです、見ないで】
④戦国
距離を保つ忍らしい俺様。
世話焼きな俺様。
厳しく接する俺様。
諜報暗躍に励む格好いい俺様。
あんたが可愛くて仕方なくて甘やかしちゃう俺様。
どれが一番好み?と問うと幸村は。
「どの佐助も佐助ならば俺は好きだ」
そんな事を言うから、どの世界の俺様もあんたから離れられないんだよと佐助は苦笑った。
2か4皇(今)を選ぶと思ったら1も3も宴も好きと言われて照れるやらちぇ~やらな皇助さん。
【お題:どんな私がお好みで?】
⑤現代
幸村が十八になった日に二人で書いた婚姻届け。
同性の婚姻は法的には認められていない為何処に出す事も出来ないけれど。
しかし書き終えたそれを見た幸村がへにゃりと幸せそうな笑みを浮かべるのを見てしまい、佐助は叫び出したい気持ちで暫し頭を抱えると、誓いの口付けとばかりにその唇に噛み付いた。
【お題:法律で決められた結婚】
⑥戦国
佐助の寝姿は真田忍ですら見た事がないと言う。
実際休んではいるそうだが本能的に人の気配を感じると目が覚める為皆その場面は見る事が出来ないらしい。
しかし幸村が一人で政務をこなしている時には傍に座ってうつらうつらと。
舟を漕ぐ様子に何だか擽ったい気持ちで幸村は肩に掛けてやる羽織を探した。
【お題:「眠たそうだね」】
⑦戦国
ここ数日佐助は忙しく寝る暇もないらしい。
心配で声をかければ目の下に隈を作り酷い顔で御免旦那後でねと。
こうなれば強行手段と立入りを禁じた己の室の褥に佐助を無理矢理放り込む。
「いいから寝ろ!」
怒りが湧くのは断じて構って貰えなかったからではないと幸村は佐助の安眠の為己も褥に潜り込んだ。
一昨日の140字とちょっと繋がってて人の気配があると眠れないけど幸村の気配があると眠れる佐助さん。
【お題:怒って 一緒に寝る】
⑧戦国・4/10主従の日
望みはないかと幸村が言った。
今日は主従の日。
故にお前を労わってやりたいと、そう言われ面映い。
「政宗殿は片倉殿と温泉に…」
しかし直後出た名に佐助は思わず掌で口を塞ぐ。
望みをと言うのなら。
「今日はその名は呼ばないで」
昔の様にただ俺様だけの主でいてと、願えば幸村は馬鹿者と言って笑った。
好敵手が出来て幸村の世界が広がってしまう事が恐ろしい忍。
4/10は「主従の日」と「嫉妬の日」。
⑨戦国
髪に思い入れなどなかったが、佐助がいつも綺麗だと優しげに触れるから、つい後ろ髪を掴む手を振り切れず松永の手に捕らわれた。
しかし。
「卿の大事な光、消してしまっても構わないかね?」
己の首を盾に佐助の動きを封じる男。
佐助を危機に晒すなら、そんな物は不要だと幸村は髪ごと全てを焼き払った。
いつか書きたい髪切り幸村とVS松永先生。
【お題:大脱走ラプンツェル】
⑩現代・転生
手伝いを禁じられている幸村だが、佐助が料理をしている時は大抵並んで台所に立つ。
その理由は。
「はい、旦那。味見」
「うむ、美味い!」
後で食べるのにと笑う佐助は解っていない。
昔毒見を嫌う幸村に味見と偽りそうしていた佐助が迷いなく渡してくれる。
それがただ嬉しいのだと幸村は一人忍び笑った。
昔書いた(気がする)味見と毒味の話の現代転生。
【お題:味見と毒見と、】
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プロフィール
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早和
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非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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