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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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今週末で真田丸の大河ドラマ館が閉館ですね・・・
淋しい・・・
最終日見に行くのですが、寒波が来るのか天気が微妙そうでちょっと不安です。





ログは61個めです。
 
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(61)】









①現代

仕事に追われる己が幸村と過ごせる時間は短い。
幸村も佐助の多忙を知っている為文句を言われた事は無いが、仕事修めの日に帰ったらゆっくりしようねと言って出たら帰るなり玄関で抱きつかれ。
「…遅い」
ぐりぐりと頭を擦り付ける甘えた仕草に、あぁ今までも寂しかったのかなと佐助は幸村を抱き締めた。



【お題:もしかして寂しかったの?】
  









②現代(大晦日)

普段早寝の幸村は大晦日だけは日付が変わるまでと頑張っている。
しかしやはり慣れぬのか船を漕ぐのも毎年で。
無理せず寝るよう促すと子供扱いするなと不服気だ。
仕方ないなと佐助は。
「じゃあ大人扱いしようか」
年越しまで一時間と少し。
除夜の鐘では払えぬ煩悩まみれの夜になりそうだと佐助は笑った。



お題:子ども扱い】










③現代(元旦)

本家への挨拶を三日に予定している今年の元旦は一日佐助と家で過ごした。
炬燵に二人同じ面に座り、背後の佐助に手ずから蜜柑を与えられながらふとこんなだらけていて良いものかと呟くと。
「今日は神様も忙しいから見てないでしょ」
だからとぎゅうと抱き締められ、幸村も内緒ならと胸に顔を擦り付けた。



神様に隠れて二人で。

【お題:内緒で 甘える】

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ④現代
 
幸村は暦を大切にする為年末年始は大掃除に初詣に年始の挨拶と付き合う佐助は大変だ。
しかしそれらが一段落した二日の夜、幸村が自ら佐助に抱きつき。
「佐助、ふふ二日の夜は暦の上で姫始めと言うらしいぞ!」
赤い顔を隠し、滅多にない幸村からの誘いに佐助はカレンダーに手を併せ暦の存在に感謝した。



【お題:もしかして誘ってる?】










⑤戦国
 
佐助が座っていると幸村は徐に背後に座り背に寄りかかる。
重いよと文句を言っても聞きやしない。
「俺様背凭れじゃないんですけど~」
そう返すも普段人に寄り掛かろうとしない幸村が己にだけそうする事が嬉しくて、佐助はグイと押し返し背に笑う声を聞きながら温もりと重みの心地好さに口元を綻ばせた。



「長もわざと幸村様の目につく所に座りますしね」
「その後膝枕したりしてるのはもはやただのいちゃこらですよね」

【お題:いたずらに もたれかかる】











⑥戦国・死ネタ
 
この道を貫くと決めたのは己故、辛いと思った事はない。
敵に囲まれ手柄にせよと目を閉じた時すら心は凪いで。
なのに…
「お!やっと来た…って言うのかね」
目を開くと河の手前で見慣れた顔が此方を向き。
「お疲れ様」
その言葉を聞いた瞬間訳もなく涙が溢れ、緑の装束を握り締め幸村は子供の様に泣いた。



【お題:もういいんだよ】










⑦不明

佐助は幸村の髪が好きで、折につけ触れては怒られている。
否、髪にだけなら幸村も何も言うまいが、つい項や首筋にまで指を伸ばしてしまうので擽るなと叱られるのだ。
しかし誰も触れられない急所を唯一無防備に晒される優越感に、こればかりは止められそうもないと佐助は今日も伸ばした指先を遊ばせた。



お題:悪戯な指先】

幸村が無防備に項(急所)を晒して髪を梳かせるのは佐助さんだけって設定好き~!










⑧現代
 
幸村が煙草を吸いたいと言い出した。
らしくないと理由を聞くと、佐助が喫煙所で女性社員に火を貸した際、その女が次はシガーキスを狙ってみようかと言っていたのを聞いたらしい。
「佐助とそう言う事をしていいのは俺だけであろう?」
だから煙草をと拗ねる恋人に佐助は堪らず煙草を握り潰して口付けた。



「あんたとキスするのに煙草を挟んでなんて耐えられる訳ないでしょ?」

そして佐助は禁煙した。

【お題:シガーキス】











⑨戦国

佐助から血の匂いがした。
怪我でも負うたかと服を剥ぐと肩に深い牙の跡。
虎にやられたなどと言うのでからかいかと思ったが、直後思い浮かんだのは昨夜閨で訳も分からず彼の肩に縋った時、あの時己は肩に歯を…
真っ赤になって謝ると佐助がいいよと笑うので、幸村は痛々しい傷跡に獣の如く舌を這わせた。



無意識に煽る無邪気な虎は獰猛な獣に食べられてしまいましたとさ。めでたしめでたし。

【お題:訳も分からず 噛み跡を付ける】










⑩現代
 
最近多忙の佐助が限界らしく旦那が足りないと煩いから何とかしろと政宗から呼び出された。
会社で見た佐助は確かにやつれて、しかし仮眠室でも旦那がいるのに勿体無いと寝ようとしない。
お前に足りないのは睡眠だと頭を抱え寝かし付けながら幸村は胸を擽る佐助の吐息と沸き上がる思いに口元を緩ませた。



その後社内は「あの猿飛が素直に言う事を聞いてる」「あの猿飛が人前で寝てたらしい」と一時騒然としたとの事。

【お題:早く寝ろ】
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プロフィール
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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