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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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大晦日です!!2016年ももう終わりです!!早いです!!
今年も色々佐幸妄想を致しましたが、来年も変わらないと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m




 
ログは60個めです。
 
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在





【140字集(60)】









①戦国

俺様も旦那の事好きよ?
そう告げる度幸村は人の気も知らないでと唇を尖らせる。
佐助の軽い言葉を冗談と思っている様だ。
当然だ。
そう聞こえる様に言っている。
平気で嘘を吐く佐助を鋼の心臓と言う者もいるが、冗談めかさなければ本音も言えないちっぽけな男なのだと佐助は自嘲し今日も幸村に愛を囁いた。



【お題:嘘吐きの心臓】










②現代・転生

朝から佐助が解らない事を言い出した。
突然頬をつねってくれと。
理由を尋ねてみた所。
「此処が現実だって確かめたい…」
昨日見た戦国を舞台にしたドラマの余韻が抜けず、幸村が目の前にいる今が現か確かめたいと。
そんな迷子の子供の様な男の頬を、幸村はそっと包んでつねる替わりにペチペチと叩いた。



「そんな顔をするな、馬鹿者・・・」



【お題:仕方なく 頬をつねる】

つねってない。










③不明

幸村はよく寝言を言う。
特に多いのは佐助の名だが、夢でまで共に在る事を許してくれる事が嬉しく擽ったく、照れ隠しに返事をしてみたら。
「佐、助…」
「はぁい?」
「佐助…」
「何ですか~」
突如。
「……好いておる…ぞ…」
思わぬ告白に頭を思わず壁にぶつけ、佐助はそのままずるずると床に蹲った。



【お題:寝言に返事しよ】










④戦国
 
民の平穏な生活を愛しているが、本人は戦の中でしか生きられない人だった。
真田幸村と言う人は。
徳川の誘いを断ったのはそう言う事もあったのだろう。
最後の戦を前に彼の顔は何かを吹っ切った様に清々しい。
ああ、どうか…神様とやらがいるのなら、どうか時代を巻き戻してくれと佐助は天を仰ぎ願った。



【お題:神様がいるのなら】











⑤不明

幸村が風邪をひいた。
鍛練の後に汗も拭かずにいたのが原因だ。
しかし医者が嫌いな幸村は寝てれば治るの一点張り。
流石に叱りかけた佐助だったが。
「お前以外に身を晒すのは落ち着かぬ故…嫌だ」
些かの怯えを含んだ声でそんな理由を聞かされては怒るに怒れず溜め息混じりに忍小屋から薬草をかき集めた。



 前にツイッタで呟いた風邪ひき話。

【お題:風邪を引いた】











⑥現代

仕事で幸村との待ち合わせに遅刻をした。
冬の最中、流石に寒かったのか赤いダッフルコートを帽子まで被った彼は佐助を見るなり走った所為で赤くなった鼻頭を赤鼻のトナカイの様だと怒った様子もなく笑い、お疲れと労ってくれる愛しさに佐助は人目も憚らず己のサンタを抱き締めた。



クリスマスにとま先生へ。










⑦現代・転生

二人で交換するプレゼント。
思い付かずにいたらピアスが欲しいと強請られた。
快く承諾したが佐助の希望は物よりその後だったらしく。
「旦那が空けて?」
人の体に穴を空けろなどと空恐ろしい事をと思ったが、あんたの物だって証みたいだと心底嬉しげな佐助の顔に幸村は呆れながら意を決して針を握った。



「旦那、手ぇ震えてるぜ~?」
「ううう煩いぞ、気が散る故黙っておれ!」
「昔は勢いよく槍でぐさーっとやってたじゃない」
「一緒にするな、馬鹿者!」

そもそも敵兵ならともかくお前を刺すなどあの時代でも躊躇うわ!



【お題:チャレンジ と  イヤリング】



プレゼントのピアス。佐助さんはその辺の店の安っぽいので十分だと思って赤いやつが欲しいとだけ言っていたら幸村はものほんのルビーの買ってきて付けた後にそれを知って度肝を抜かれる佐助さん。










⑧戦国
 
猿飛佐助を手に入れるには一体幾ら払えばいいのか。
どうしてもそれを知りたかったとある男は安く忍を一人買い、真田に忍び込ませて探らせた。
すると数日後に届いた文に一言だけ。
『長の禄、即ち幸村様の笑顔也』とその様な事。
結局具体的なそれは分からぬまま、買った忍もそれきり戻って来なかった。



幸村様の笑顔、プライスレス!

【お題:一番やすいプライス】










⑨現代・転生
 
幸村は料理が出来ない。
と言うか刃物が持てない。
それを知った政宗が前世のトラウマかとからかうが。
「某ではなく佐助が…」
最期、自刃の介錯をさせたのが余程堪えたのか四百年経った今でも幸村が刃物を持つと取り乱す。
その理由には流石の政宗も思う所があったのか、幸村からそっと包丁を受け取った。



「煮炊きならば出来ますぞ!」
「あんた焦がしそうで怖ぇんだよ」

【お題:後遺症はきみのせい】


学校の調理実習とか合同合宿的な。










⑩現代

合宿で幸村が不在の夜、佐助は握り飯を一口含み顔を顰めた。
元々食事に興味は無いが、幸村がいないと砂を食べている様だ。
しかし佐助がゴミ箱を見た瞬間携帯が鳴る。
自分も食事と言う時にかけてきた幸村が一緒にと。
「頂きます」
その声だけで砂の様だったそれが甘く感じ佐助は手中のそれに齧りついた。



幸村がいないと私生活が途端にポンコツ(非人間的)になる佐助さん。
幸村は解ってるから毎日電話してちゃんと寝てるか、ちゃんと食べてるか確認する

【お題:いただきます】






 
  
  
   
  
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早和
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自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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