愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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書けそうなものを拾う形で全て受ける訳ではありませんが、その分お気軽に下されば幸いですm(__)m
ログは62個めです。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
【140字集(62)】
①不明
佐助は独占欲が強い様で幸村が他人を頼ると途端に機嫌が悪くなる。
しかしそんな時は決まって人のいない物陰で。
「佐助、許せ…」
頬に口付け仲直りだ。
二人の仲は周知の為隠れる必要はないのだが。
仕方ないなと甘く表情を融けさせる、その瞬間を独り占めしたくて幸村は今日も物陰へと佐助の腕を引いた。
【お題:人目を忍んで なだめる】
②戦国
忍嫌いの武士に佐助が何やら暴力を受けていた。
即座にその男を投げ飛ばしたが、男は忍は人ではないからこの扱いは当たり前だと言う。
なので幸村は。
その考えは好きではないが。
「こやつが物だと言うのなら、誰の物だとお思いで?」
人の物を蹴り飛ばした報いは受けて貰おうと幸村は男の腕を捻り上げた。
「――って事があったんだけど、あの人ほんとどれだけ俺様を惚れさせたら気がすむの!?」
「黙れ猿飛、羨ましい」
【お題:誰のものだとお思いで?】
この後幸村は忍達皆に「お前らは俺の大切な物が侮蔑されたり壊されらどう思う?憤るなら理不尽な扱いに屈してくれるなよ」って言って忍達を感動させて更なる忠心を集める。
③戦国
忍は仕事柄怪我など日常茶飯事で、慣れもあって痛みも最早感じない。
しかし怪我を見た幸村が我が事の様に顔を歪めて。
「お前らは無茶が過ぎる!」
泣きながら乱暴に手当てを施すその時だけは、触れた場所から伝わる熱と共に麻痺した感覚が戻る様で、零れた涙がどんな薬よりもしみて痛む気が佐助はした。
俺様からしたら、無茶が過ぎるなんて寧ろこっちの台詞なんだけどねと苦笑して涙を拭う忍。
【お題:怒って 傷の手当て】
④現代
佐助は必要に応じて眼鏡をかけるが幸村はその度不満気に佐助に外せと言う。
似合わないかと問うてみたがそれには首を横に振り、では何が不満なのかと聞いてみたら。
「お前の瞳がよく見えぬ」
折角綺麗なのにと口説き文句の様な台詞を素で言われてしまい、佐助は撃沈して熱い頬を隠す様に頭を抱え蹲った。
【お題:眼鏡を外して】
視力が少し落ちてきたのだけれど、幸村に眼鏡は佐助の目も顔も見辛くなるから嫌だと言われ、コンタクトも綺麗な目に被せるなんて勿体無いと言われ、レーシック手術を真剣に考える佐助さん。でもそれも刃物を入れるなんてと言われてひたすら星みたりブルーベリー食べたりする佐助さん。(23)
⑤戦国
仕事から戻ると幸村が何やら不機嫌だった。
無断で城を空けた事が理由の様だがそれも常の事であるのに。
違った事と言えば、組んだ相手がかすがであったと言う事か。
「もしかして…嫉妬?」
思わず口にすれば思いきり頭を叩かれたが、赤い顔が可愛くて佐助は謝罪の言葉を口にしながらその顔を覗き込んだ。
【お題:もしかして、妬いてる?】
⑥現代・転生
幸村は生まれつき脇腹に痣がある。
そこは前の生で政宗に刀で抉られた場所。
前世の深い傷は生まれ変わっても痣や痕となって残る事があるらしい。
大抵は致命傷らしいが、只の一傷がこんな風に残るなんて。
それだけ強い因縁があるのかと思うと苛立たしく、佐助は痣を上書きする様に強くそこを吸い上げた。
致してる時はいつもなので幸村の脇腹は酷い有り様。
【お題:不機嫌に キスマークをつける】
⑦現代
今まで佐助は誰にも心を動かされた事はなかった。
どんな器量好しの女も。
なのに通り縋りのその少年を見た途端、心臓を鷲掴みにされた気がした。
あの子が欲しいあの子しかいらない。
衝動のまま走り寄り腕を掴んで叫ぶ。
「け、結婚して下さい!」
少年も周りも、そして己も、全ての時が止まった気がした。
「いや、あれは本当に止まっていたぞ。と言うか凍っていたな」
後に(佐助さんの必死のアプローチで)お付き合いを始めた二人。出会いはお互いにとって衝撃的なものでした。
【お題:あの子が欲しい】
⑧戦国
怪我を押し前線に出ると言う幸村を止めてくれと頼まれた。
興奮で言葉を聞かぬ主。
佐助は仕方なく項に噛み付く。
「佐助殿!?」
突然の暴挙に周りは当然驚いたが幸村が途端に大人しくなると納得し。
首を噛むと大人しくなるとは将に虎若子と頷く一方何故忍がそれを知っているのかと暫く陣は騒然となった。
何故佐助さんが知っているのか?理由は言わずもがな。
【お題:仕方なく 噛み付く】
⑨戦国
夜の帳の中佐助は幸村の寝顔を見つめていた。
朝になればまた主従に戻る。
せめてそれまでと請われた同衾。
夜の間だけでもお前を独り占めしたいと彼は言うが、実際は逆だ。
「夜が明けたらあんたはまた武田の幸村様だ」
だからそれまでもう少しだけと佐助は白み始めた空を隠す様にそっと部屋を影で覆った。
口には出せない佐助の独占欲。
【お題:夜は開けてしまう】
⑩現代
社内でも堅物で有名な真田が指輪を首から下げていた。
誕生石でもない碧の石は彼女かと騒がれたが、ふとその傍で猿飛が書類を落としたので拾うのを手伝うと、上体を屈めた際にシャラリと覗いた赤い指輪。
今見たそれと同じ形に思わず見遣れば彼は人差し指を唇の前に立てて笑み、指輪を再びしまい込んだ。
秘密を垣間見てしまった名も無い会社の同僚君。佐助さんはわざとです。ちょっと自慢したかったのだと供述しており…
【お題:見てしまった】
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プロフィール
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早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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