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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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もう桜の季節ですね!!
桜と真田主従はめちゃめちゃ合うので真田の地巡りしたいです!!
上田と大阪行くぞー!!
 
 
 
 
 
ログは119個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。










・佐幸
・戦国、現代、女体化混在

※何でも許せる方向け。










【140字集(119)】





①転生・学バサ

佐助はその身体能力故に何故GKを選んだのかとよく聞かれる。
しかし幸村の近くにいると彼の髪が視界に入る度掴んで邪魔をしてしまうから仕方ない。
一人駆けて行かぬ様、離れて行かぬ様。
もう命の危険は無いのに染み付いた己の性に苦く笑い、佐助はゴールの前から勇ましくボールを追う幸村を見つめた。



転生学バサ。
【お題:うっかり 髪を引っぱる】










②転生・学バサ

佐助がGKを志望した理由が己にあると知り幸村は思案した。
元より前世からの惰性で伸ばしていた髪だ。
彼の足枷になるなら切ってしまうかとも思ったが。
「俺様、旦那の髪好きなんだよね」
折角戦場での目印でもなく伸ばせるのだからそんな事言わないでと後ろ髪に口付けられ幸村は気恥ずかしさに俯いた。



そんな愛しげな優しい目で言われたら切れる訳がないではないかと幸村。
髪へのキス:思慕

「切っちゃったらお風呂上がりに髪拭いていちゃいちゃする時間もなくなっちゃうし~」
「馬鹿者…」

【お題:軽く 髪にキス】

①の続き的な。











③不明
 
いつも自分を思ってくれる優しい佐助に恋をした。
しかし告白し恋仲となった佐助は心臓が壊れるから離せと言っても抱き締めるし恥ずかしいから見るなと言っても顔を覗き込んで来る。
妙に意地悪になったのにそんな彼を益々好きになる己の心を不可思議に思いながら幸村は今日も意地悪な腕に抱き込まれた。



恥ずかしがる幸村が可愛くてつい意地悪(?)しちゃう佐助さん。
【お題:いじわるに 包み込む】










④戦国

佐助は己の瞳が嫌いであった。
人が獣に見える猿の目。
その異様な特性を表す斑な色。
人を見ぬ様見られぬ様、視線を合わせる事を避けていたが、無遠慮に覗き込んだ子供の一言。
「佐助の瞳は見る場所で色が変わる、翡翠と言う石の様だ!」
笑う子供の目の方が余程キラキラ輝いて宝石の様に綺麗だと思った。



弁丸様だけは最初からヒトに見えていても、この瞬間にヒトに見えるようになってもいい。
【お題:宝石みたいな】










⑤現代・女体化(?)

同僚の男は仕事をこなし家事の9割を請け負い妻に何の不満もないらしい。
寝てる姿が可愛いだのご飯を食べる姿が可愛いだのとノロケが鬱陶しく可愛いだけが取り柄かと嫌味を言えば。
「旦那が可愛いのは当たり前だろ」
取り柄はもっと他にあると続く更なるノロケに二度と余計な口は出すまいと心に誓った。
 
 
 
聞いていると家事を殆どしないらしい同僚の奥さんに甘やかし過ぎじゃねぇのと嫌味を言ったらキレられた男の話。
お題:うちの嫁がこんなに可愛いのは当たり前】

因みに幸村は専業でも無職でもなく週に数回お館様の道場で師範代をしているし家事も手伝おうとはするんだけど失敗が多いし佐助が幸村の世話をやくのが生き甲斐になっているので家事の9割が佐助になってる。










⑥現代・転生
 
信玄を慕う幸村を政宗は忠犬ハチ公と言って揶揄う。
確かに師といる時の幸村には尻尾が見える時があるが。
家康は横を見る。
前世で幸村が死んだ後、皆が徳川に阿りいなくなっても一人幸村の帰りを城で待ち続けた男。
そして今も傍らに寄り添う。
それと言うなら彼の方がと家康は隣で佇む赤毛を見て思った。



彼は最期まで真田の狗であったのだ。

【お題:君を待つ】











⑦パロ
 
雪山で迷った男の前に一人の青年が現れた。
最近お山に出る雪男かと思ったが、毛むくじゃらの大男ではなくその人は男を惑わす雪女の様に美しい。
思わず手を伸ばすと。
「そんな格好で雪の中出歩くなっての!」
直後青年は毛皮に包まれ己は衝撃に気を失い、山の麓で目覚めた時には既に青年の姿はなかった。



「上着など要らぬと言うておるではないか!」
「いいから羽織ってけっての!誰かに見られたらどうするの!」

【お題:既にすがたは無く】

どうでもいい裏設定。
①実は小虎弁丸様と妖狐佐助設定の二人。
②村人の噂の雪男は佐助に毛皮を巻かれた幸村。
③幸村は炎虎なので寒さは感じないし佐助もそれは知っているけど迂闊な幸村は人に姿を見られる事が多いので見せたくない佐助が防寒と言って毛皮を巻いてる。
④幸村の服は没2衣装。










⑧現代・転生

普段は佐助に頼む事が多いが幸村も稀に料理をする。
その際必ず佐助にも味見をさせるのは味付けが不安なのではなく。
「うん、美味しいよ」
存外潔癖で他人と食器の共有など決してしないこの男が己が口付けた物を気にもせず口に含むのが嬉しいからなのは秘密だと。
幸村は微笑み戻されたお玉を受け取った。



多分佐助も同じ事を思ってる。(>存外潔癖な~)
【お題:スプーン一杯分の幸せ】


因みに二人だけの時幸村はお玉で直接味見をするので基本スプーン1杯→お玉一掬いになり「ちょっと旦那、掬いすぎだろ!汁無くなるっての!」「無くなったらまた足せば良かろう」「付け足したら味見の意味ねぇじゃん!」ってやり取りが頻繁に起こる。










⑨戦国
 
その日は雨が降っていた。
不平等な約定で真田の名を冠する砦が壊される日。
この時期の雨は珍しく砦が完成した日も勝利した日もあんなに綺麗に晴れていたのに。
彼の笑顔と同様に。
壊れ行く砦を見つめる幸村の頬を伝う雫は涙に似て、この雨は泣けぬ彼の代わりだろうかと佐助は上衣を幸村の頭に被らせた。



そうして弱味をそっと隠した。

【お題:きみのために雨ぞ降る】










⑩戦国
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プロフィール
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早和
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非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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