愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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気分転換も兼ねてそろそろ上田に行きたいな~と予定を立てていたのですが、家族に「雪降ってるんじゃない?」って言われてハッ!!ってなりました。
どうしよう・・・
でも行きたい・・・
ログは117個目。
見易さの為に改行などの手を若干加えております。
戦国、現代など混在しておりますのでご注意下さい。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
※何でも許せる方向け。
【140字集(117)】
①戦国
片目を隠しさあ縛れと渡された鉢巻に佐助は顔を顰めた。
何が悲しくて大切な主が大嫌いな男の真似をする手伝いをせねばならぬのか。
思い渋々それを結べば。
「やはりこれでは解らぬな…片目を失うとは俺ならばお前を失う様なものだろうか…」
問われ胸苦しさに佐助はもう外すよと閉じさせた瞼に口付けた。
【お題:渋々、 目隠し】
②現代・転生・成人の日
袴姿の幸村が望みはないかと尋ねてきた。
成人の日を迎えお前に礼がしたいと。
そう言えば元服の時も同じ事を言っていたなと思えば過去が懐かしく愛おしく、同時に強く思う事がある。
「あんたがよぼよぼの爺さんになる姿が見たいな」
今も昔も願うのはただそれだけだと佐助は眩しげに幸村の姿を見つめた。
成人の日おめでとう。今度は元気で長生きしてね。
【お題:願いはひとつ】
このあと佐助は幸村に「俺のよぼよぼの爺さんになる姿が見たいなら、お前も長生きしてそれまで傍にちゃんとおれよ」って言われて驚いて一瞬目を瞠った後に「それもそうだね」って苦笑する。
③現代
彼らの吸う煙草が気になり手を伸ばすと政宗が横から取り上げた。
大人ばかり狡いと言えば。
「あんたが気にしてんのは煙草じゃねえだろ」
そう煙を吹き付けられ。
文句を溢し家に帰ると共に暮らす恋人は顔を顰め。
「何であいつの匂いがするの」
受けた口付けは甘くて苦く、幸村は政宗の言葉の意味を悟った。
欲しかったのは、知りたかったのは煙草ではなくこの口付け。
政宗から話を聞いた佐助はこの後直ぐに禁煙する。
『お題:甘くて苦い】
④戦国
幸村の瞳が好きだった。
汚い獣の自分も彼の瞳に映る時だけは不思議と人の姿をしていて。
佐助はその瞳を見るのが好きだった。
そんな彼と恋仲となり、しかし色事に疎い相手に中々関係が進まぬ日々。
思いきって押し倒してはみたものの見開かれた瞳に映る己が獣に見えて佐助は奥歯を噛みしめ体を起こした。
幸村を聖域化しちゃってる佐助。多分その内幸村がぶち切れる。
【お題:見開いた瞳】
⑤現代
その日佐助はやたら甲斐甲斐しく幸村の世話を焼いて来た。
風呂上がりの着替えを手伝い髪を拭き、人間座椅子に添い寝まで。
今日は甘やかしてあげたいのと彼は言うがそう言う時の彼は実はとても疲れていると幸村は知っている。
だから仕方ないなと甘える振りで、首に抱き付き幸村は茜色の頭を抱き締めた。
社畜助のとある疲れた日。
【お題:甘やかしてあげる】
昨日仕事で面倒事があったらりらい先生が佐幸を下さいまして!幸村を甘やかす事で甘える佐助いいですね!ってなってたぎりました。
↓昨日頂いた素敵絵。
https://twitter.com/Rely_draw/status/1087335121466798082
⑥ケモパロ(佐助)
弁丸が歯がムズムズすると言い出した。
歯の生え替わりは成長の証で一般には喜ばしい事だが本人は気持ちが悪いらしく様子を見ようと触れた佐助の指に苛立たしげに噛み付いた。
しかし夢中で指を食む姿にあらぬ想像を掻き立てられ、佐助は切実に彼の成長を願い仕返しとばかりにその小さな口に噛み付いた。
早く大きくなーれ!
⑦ケモパロ(弁丸)
歯がムズムズすると佐助に言うと生え替わる前触れだと返された。
成長の証らしいが本人には気持ちが悪いだけ。
はいアーンしてと嬉しげに触れる佐助の指を苛立ち紛れに軽く咬むと痒みが収まる気がしてそのまま夢中で指を食む。
咬まれた佐助は仕返しに口に噛み付いたがそれは指を食むより気持ち良かった。
大人の階段の~ぼる~♪な小虎弁丸様。この後歯が生え替わるまで痒いとちゅーするのが恒例になり、更に生え替わった後もちゅーは日常になる。
【お題:調子に乗って 指をはむ】
小虎弁丸様と妖狐佐助さん。お題を見てゆた先生の可愛い絵を速攻で思い出し拝借しました。
↓拝借した素敵絵。
https://twitter.com/bsr_yuuta/status/1087286635790663682
↓その後頂いた続きの絵。
https://twitter.com/bsr_yuuta/status/1088426375210397697
⑧戦国
佐助が長期の任から戻ると幸村が執務室に数日籠りきりだと報告を受け佐助は溜め息を吐いた。
幸村は佐助の不在時いつも息抜きも忘れ政務に没頭する。
佐助がいれば鍛練だ城下だと強請る癖に。
己以外への甘え方が下手くそ過ぎる主が切なく愛おしく佐助は些かやつれた幸村を無理矢理己の膝に寝かしつけた。
困ったお人だと思いながらも己だけが特別である事を悦ぶ己は全くもって罪深い…
【お題:働き過ぎです】
⑨戦国
過労の幸村に無理矢理昼寝をさせると目覚めた彼はとてもすっきりした顔をしていた。
すると彼は清々しい笑顔で佐助に告げた。
「次はお前だ」
任務帰りで疲れているだろうと頭を掴まれ乗せられた男の膝は固く寝心地がいいとは言えなかったが、触れる温かな手が心地好く佐助は穏やかな気持ちで目を閉じた。
⑧の続き。流石に寝はしないけど癒され疲れを取る佐助さん。お互い様な二人。
【お題:膝枕】
⑩戦国
色恋沙汰が苦手な幸村だが意外にも肌を重ねるのは好きらしく自ら強請る事すらある。
その理由を聞いてみると。
「いつもは忍だ何だと線を引くお前がこの時だけはそれを越えて何より傍にきてくれるから…」
一つになれるのは嬉しいとか。
そんな言葉に佐助は脳まで溶かされた心地で一層深くその身を埋めた。
【お題:境界線なんていらない】
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プロフィール
HN:
早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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