愛嬌、愛らしさ、懸命
静かな思い
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秋ですねー。
上田の紅葉を見に行きたい!!
緑から紅に変わっていく真田の山々!!
見たいです!
SSは140字集です。
細々これからも頑張ります。
・佐幸
・戦国、現代、女体化混在
※何でも許せる方向け。
【140字集(141)】
①戦国
忍は道具だと佐助は言った。
何度幸村が忍も人だと言っても頷かなかった。
しかし今、幸村は己の正しさを確信した。
だって彼の頬を伝い落ちる雫はこんなにも塩辛い。
己を想う心も、瞳から零れる涙の味も。
全てがこんなにも人ではないかと幸村は男の頬に手を伸ばすとその雫を指で拭い命の味を呑み込んだ。
【お題:君の涙の味】
幸村が死にかけか恋仲となった二人の初夜かで天と地の温度差になる。
何度幸村が忍も人だと言っても頷かなかった。
しかし今、幸村は己の正しさを確信した。
だって彼の頬を伝い落ちる雫はこんなにも塩辛い。
己を想う心も、瞳から零れる涙の味も。
全てがこんなにも人ではないかと幸村は男の頬に手を伸ばすとその雫を指で拭い命の味を呑み込んだ。
【お題:君の涙の味】
幸村が死にかけか恋仲となった二人の初夜かで天と地の温度差になる。
②戦国
噛み癖のある幸村は佐助の事もよく噛むが、力加減が下手で時折流血沙汰になる。
そんな時詫びにとお前も噛めと言われるが忍が主を噛める訳もなく。
精々甘噛みがいい所。
しかし態とゆっくり手を取り視線を合わせれば瞳に浮かぶ狼狽えと僅かな怯えに意趣返しには十分だと佐助は笑い汗ばむ肌を柔く食んだ。
【お題:仕方なく甘噛み】
幸村の噛み癖。
https://twitter.com/sayori_888/status/1439182041182994433
そんな時詫びにとお前も噛めと言われるが忍が主を噛める訳もなく。
精々甘噛みがいい所。
しかし態とゆっくり手を取り視線を合わせれば瞳に浮かぶ狼狽えと僅かな怯えに意趣返しには十分だと佐助は笑い汗ばむ肌を柔く食んだ。
【お題:仕方なく甘噛み】
幸村の噛み癖。
https://twitter.com/sayori_888/status/1439182041182994433
③現代
プロ並と名高い佐助の料理を是非一口と望む者は多い。
しかし聞いても佐助は幸村が良いならと言い、幸村は佐助が良いならと言う。
「佐助が某の為に作った物は一口とて惜しい故」
「俺様、旦那以外の為に作る気ないから」
二人の言葉にこりゃ駄目だと周囲は遠い目で佐助手製の弁当を囲む二人の姿を見詰めた。
幸村は本心だし佐助は確信犯。
【お題:ごめんね、諦めて】
幸村は「佐助が自分の為に作った物はあげられないけどそれ以外なら(嫌だけど)構わない」と言い、佐助は「幸村の為以外には作らないけど幸村の為に作った物を幸村があげると言うならどうぞ」と言う。
【お題:ごめんね、諦めて】
幸村は「佐助が自分の為に作った物はあげられないけどそれ以外なら(嫌だけど)構わない」と言い、佐助は「幸村の為以外には作らないけど幸村の為に作った物を幸村があげると言うならどうぞ」と言う。
④戦国
唯一人に見えた綺麗な彼を薄汚い猿から守る事が己の役目だと強く思った。
故に身内に漂う不穏な影も秘密裏に処理すべく動いた粛清の現場。
何故か現れた佐助の主が俺も共にと全てを焼く。
見知った顔の死体の中に立つ彼は全身血塗れなのに、振り返った笑顔は何処までも綺麗で佐助はその姿に只見惚れた。
血に塗れても彼の眩しい美しさは変わらず、更に何処か背筋が震えるような新たな美しい姿も知った。
【お題:綺麗なままでいて】
【お題:綺麗なままでいて】
⑤現代・転生
忍の佐助は体臭が無かった。
それが忍は道具との彼の言葉を肯定している様で嫌だった。
しかし今、グラウンドを駆けた彼は己と同じ汗の匂いがして。
それが嬉しくて幸村は部活終わりに飛びついては徐に肌に鼻先を寄せる。
「汗臭いな!」
「唐突に失礼!」
だが好きだと言って笑えば佐助が深い溜息を吐いた。
佐「てかあんた、そうやって人の匂い嗅ぐの止めなさいって…失礼だし怪しいでしょ」
幸「お前にしかせぬのだから構わんだろう」
佐「もー…他人には絶対やらないでよ?」
幸「する訳なかろう」
周りは「距離感!」って思ってる。
【お題:徐に匂いを嗅ぐ】
周りは「距離感!」って思ってる。
【お題:徐に匂いを嗅ぐ】
⑥現代
幸村が携帯の待受けを変えたと言う。
機械が苦手で全て佐助任せだった幸村が。
その成長に一抹の寂しさを感じる佐助だったが得意気に見せられたその画面は佐助とのツーショット。
しかも写真を直接貼り付けた。
「これでいつでも一緒だな!」
笑う幸村にこれじゃ使えないでしょと佐助は安堵を隠し苦笑した。
【お題:二人で撮った写真を待ち受けにしてる佐幸】
その後待ち受けの変え方を教えてあげるもこれじゃ画面を明るくしないと見られないからと張り付けた写真はそのままにされた。
そしてお館様から「最近幸村と電話をすると声が聞き取り難いのだが故障ではないか?」と言われて目を泳がせる佐助。
https://twitter.com/sayori_888/status/1126615734761607168
⑦現代・転生
その男はいつも目を細めて笑っていた。
そして嘯く。
「俺様、あんたなんて知らないよ」
馬鹿な男だ。
本心なら目を見て言えと言うのだ。
どうせ自分の様な存在は平和な時代に不要だとでも思っているのだろう。
本当に馬鹿だ。
時代が変わっただけで俺がお前を手放すと思うなよと幸村は両頬を挟み短く命じた。
【お題:目を開けろ】
⑧現代・転生
目を見たら終わりと知っていた。
だから必死に逃げていた。
平和な現代に影なんて物は不要と。
しかし真っ直ぐな視線が己を射抜く。
「佐助…」
お前は俺の物、時代が変わったとて手放すと思うななんて口説き文句の様な事を言うから。
佐助は観念して目を開くと視線だけでは足りぬと己を縛る言葉を強請った。
【お題:それ、もう一回言って】
⑦の佐助視点。構成を同じにしてみた。
⑨戦国
⑩戦国
佐助は戦が好きではない。
人を殺すのが嫌とか怖いとかそんな殊勝な気持ちはないが、単に面倒臭いのだ。
纏わり付く血臭も人の肉塊さえ只々汚く鬱陶しいが、屍の山の直中に立つ己を見た幸村が笑うから。
「流石佐助!俺の忍よ!」
その微笑みに佐助は途端に晴々しい気持ちで己も口の端を上げて振り返った。
「お誉めに与り恐悦至極!なんてな!」
【お題:君が微笑む】
https://twitter.com/sayori_888/status/1126615734761607168
⑦現代・転生
その男はいつも目を細めて笑っていた。
そして嘯く。
「俺様、あんたなんて知らないよ」
馬鹿な男だ。
本心なら目を見て言えと言うのだ。
どうせ自分の様な存在は平和な時代に不要だとでも思っているのだろう。
本当に馬鹿だ。
時代が変わっただけで俺がお前を手放すと思うなよと幸村は両頬を挟み短く命じた。
【お題:目を開けろ】
⑧現代・転生
目を見たら終わりと知っていた。
だから必死に逃げていた。
平和な現代に影なんて物は不要と。
しかし真っ直ぐな視線が己を射抜く。
「佐助…」
お前は俺の物、時代が変わったとて手放すと思うななんて口説き文句の様な事を言うから。
佐助は観念して目を開くと視線だけでは足りぬと己を縛る言葉を強請った。
【お題:それ、もう一回言って】
⑦の佐助視点。構成を同じにしてみた。
⑨戦国
天狐に扮しての道場での手合わせ。
終えた佐助は体力を使い果たした幸村を邸に送るべく近付いた。
しかしいつもの様に両膝と背を抱えた瞬間幸村が仰け反り腕から逃れる。
「天狐殿にご迷惑はかけられませぬ!」
佐助ならば身を任せたであろう幸村の態度に佐助は赤くなる頬を仮面で隠し幸村の背を見送った。
天狐の日!
【お題:軽々とお姫様抱っこする佐幸】
この後ふらふら山道を下りる姿が危なっかしくて見ていられなくなった佐助が仮面を外して迎えに行き幸村を抱き上げたら素直に身を任せた上にそのまま眠り始めるのでまた色々とどうしようもなくなる佐助。
終えた佐助は体力を使い果たした幸村を邸に送るべく近付いた。
しかしいつもの様に両膝と背を抱えた瞬間幸村が仰け反り腕から逃れる。
「天狐殿にご迷惑はかけられませぬ!」
佐助ならば身を任せたであろう幸村の態度に佐助は赤くなる頬を仮面で隠し幸村の背を見送った。
天狐の日!
【お題:軽々とお姫様抱っこする佐幸】
この後ふらふら山道を下りる姿が危なっかしくて見ていられなくなった佐助が仮面を外して迎えに行き幸村を抱き上げたら素直に身を任せた上にそのまま眠り始めるのでまた色々とどうしようもなくなる佐助。
⑩戦国
佐助は戦が好きではない。
人を殺すのが嫌とか怖いとかそんな殊勝な気持ちはないが、単に面倒臭いのだ。
纏わり付く血臭も人の肉塊さえ只々汚く鬱陶しいが、屍の山の直中に立つ己を見た幸村が笑うから。
「流石佐助!俺の忍よ!」
その微笑みに佐助は途端に晴々しい気持ちで己も口の端を上げて振り返った。
「お誉めに与り恐悦至極!なんてな!」
【お題:君が微笑む】
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早和
性別:
非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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