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愛嬌、愛らしさ、懸命 静かな思い
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久しぶりのブログ更新。
オフの仕事で繁忙期に無理矢理なシステム変更があり死にそうになってますが、何とか生きてます。
自分へのご褒美で上田に行きたい…行く…


SSは140字まとめです。
こちらも久し振りに10個溜まりました!









・佐幸
・戦国、現代、女体化混在

※何でも許せる方向け。





【140字集(143)】










①現代・転生

簡単に命を賭せぬ現代で、彼の役に立とうと無茶をしヤバい奴らに捕まった。
――ら、幸村が即座に乗り込んで来た。
破落戸を打ち伏せ、拘束を解く幸村が佐助の不要な無茶を咎める。
「俺を人殺しにさせる気か」
あぁ、あんたも同じ気持ちだったのと思えば胸を満たす歓喜に佐助は血の味の口づけに酔いしれた。



「貴方の傍にいられない/お前が傍にいない」なんて。
そんなのは――
お題:「耐えられない」(しかしその語を使わずに)
「俺を人殺しにさせる気か」って台詞が使いたかった…
「ほんとはさ、あんたらをどうにかするのなんて簡単だったけど、人殺したら旦那が嫌がるかと思って様子見てたんだよね。でもさ、あの人を人殺しにする訳にはいかないから…やっぱ俺様がやるわ。面倒な時代だよね、ほんと。ま、バレなきゃやってないのと同じだし?証拠は残さないから安心して?」










②現代・転生

主従と言う絶対的な繋がりが失せた現代で、佐助は幸村が己を所有する言葉を酷く好んだ。
「お前が欲しい」と言えば「俺様はあんたのものだ」と言う癖に。
「俺の佐助」と呼ぶ声に嬉し気に眇められた瞳は幸村を通して遥か過去を見ている気がして。
幸村は早く“俺の”ものになれと拳を握る手に力を込めた。



ライバルは前世の自分。
お題:『あなたが欲しい』という台詞を使った「暗い場面」



でも幸村だから握った拳は即振るわれそう。そして力技で解決して暗い場面終了。









③現代・転生

忍者の日に流れたテレビの特集。
愛し気に目を細める幸村が在りし日を思っているのは明白で。
忍の俺様の方が良かったかと拗ねた気持ちで尋ねれば。
「忍か否かはどうでもいいが、お前を俺の物と言えた日々は恋しいな」
返され思わず。
「今生でも俺の物って言って!」
そんな逆プロポーズの様な事を叫んだ。



忍者の日SS。
逆プロポーズ。今生で身分が無くなっても「俺の物になって」ではなく「俺の物になれって言って」となる辺りが何処までも佐助。










④現代
眉目秀麗な社長子息。
そんな幸村に憧れる女子は『執事が傅いてそう』『高級車が迎えに来そう』等と言う。
実際は理想とは程遠く幼馴染と清貧暮らしなのであるが。
しかしそれこそが何より愛しいと、幸村は買い物のついでに迎えに来たと手を上げる幼馴染を校門に見付け、横づけされた自転車に飛び乗った。



お金よりも、車よりも――



【お題:ロールスロイスの意味は知らない】



信玄の会社の手伝いをする為に経営を学ぶべく大学に進学した幸村の入学して直ぐの頃のお話。
その内自転車二人乗りでタイムセールに向かう幸村は定着するし、異様に距離近な幼馴染も当たり前の光景として同級生たちに受け入れられていく。










⑤戦国

未来を変えたいと願っていた。
彼を死なせるものかと。
生かし先へ繋ぐのだと。
しかしそれは無理だと悟った。
道筋を幾ら変えても結末は覆らない。
世界は太陽を手放さない。
ならば此方とて手放すものか。
炎を。
灯を。
変えられない世界なら永遠に繰り返せ。
佐助は呪いの詞を紡ぎ主の骸を抱き過去を選んだ。



討ち死に

→再挑戦
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 タイトルに戻る



【お題:世界は彼らを手放さない】



太陽=東昭










⑥現代・父の日

幸村が十八になった冬の日。
信玄に二人の交際を伝えたところ、佐助は月に一度の手合わせを信玄から命じられた。
幾度となく受けた重い拳。
五度の死線を越え、漸く最後まで耐え抜けば頭を撫でられ。
「この日に息子が二人になるとは僥倖よ」
奇しくも父の日。
改めて家族になった人と飲んだ酒は美味かった。



父の日佐幸。
2月の幸村の誕生日に「息子さんを僕に下さい」したら「幸村が欲しくば儂を倒せ」されて6月に認められた、父の日に家族の様だった人と親子になった佐助の話。



【お題:死線を5度越えて】








⑦現代・転生

佐助は悪霊に狙われ易い。
前世で何をしたか穢れた魂が彼等に美味らしいのだ。
しかしある日出会った鬼は真逆を言って悪霊達を食い殺した。
「この美しさも判らぬ有象無象にこれは渡さぬ」
魂の清濁に興味はないが口端の血を舐める仕草にこの鬼にとって己が美味い餌なら良いと佐助は食われる己を夢想した。



背筋の震えは恐れではなく…



【お題:おいしいごはんになれるといいけど】



鬼「食う為にあれらを追い払った訳ではないのだが…」
佐「でもさ~俺様、死ぬ時はあんたに食われたいって思っちゃったんだよね~…」
鬼「お前、そう言う考え方する所は変わらぬのだな…(呆)」










⑧戦国
幸村が敵に捕まった。
しかし佐助が命じたのは救出部隊の編成ではなく周辺の避難と水桶の用意だ。
数刻後、ドカンと爆発音と共に燃え上がる城。
火消しの指示を出しながら、素直に助けられてくれる人なら良かったんだけどと、佐助は城の上階から自力で脱出を計ろうとする幸村を受け止めるべく手を広げた。



佐「はい、おかえり~」
幸「おぉ、佐助!早かったな!」
佐「本当はあんたが無茶する前に行きたいんだけどねぇ。何回言っても助けを待っててくれないんだから…」

(※烏で二人滑空しながらの会話)
(※でもそれはそれとして主を傷付けた輩にはこの後死体蹴りに近い報復をしに行く忍長)



【お題:アンドロメダ姫】










⑨現代・学バサ

サッカー部主将、副主将はその日揃って困っていた。
広報の写真を頼まれたのだが。
「佐助・旦那の良い写真がない!」
探しても幸村は真顔、佐助は顔を隠した物ばかり。
それを聞いた慶次は互いに写真を撮る事を提案し。
「佐助、逃げるな!」
「旦那こそもっと笑ってよー」
騒ぐ二人の笑顔をカメラに収めた。



【お題:カメラ越しの相手の笑顔につられて顔がほころぶ佐幸】









⑩現代

幸村が市販の菓子を食べていた。
佐助の手製の物を何より好む幸村が。
当然面白くない佐助が圧も強めに問い詰めると幸村は小声で今日はぽっきぃの日だから、と。
こんな日で無ければ自分からは誘えないのだとキスの口実だったと打ち明けられ不機嫌が吹き飛んだ佐助は賺さずチョコの付いた唇に噛み付いた。



ぽっきぃゲームを教えてもらったものの佐助を待ってる間につい食べてしまった幸村氏。



【お題:全ては消え去る】

ぽっきぃは全ては(幸村の腹の中に)消え去った。
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プロフィール
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早和
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非公開
自己紹介:
戦国BASARAの佐幸と真田主従と武田軍と西軍大好きなBASARA初心者です。
3→宴→2(プレイ途中)からの現在は4に四苦八苦中(笑)
幸村が皆とワイワイしつつ、佐助に世話を焼かれているのを見るのが何より好きです。
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